Cinema

サイレントヒル: リベレーション

Cinema
0
(2012年/アメリカ)たまにはちょっと違うジャンルも観てみようかな、と。劇場では3Dだったということで、徹頭徹尾映画版「おばけ屋敷」です。どうやって観客をびっくりさせようかということに命を懸けてます。しかしながらこちらもある程度手口は分かっているので、「ほら、来るよ、後ろ・・・はい!来たぁ!!」みたいな感じで、なんといいますか恐怖とか緊迫感とかとは明らかに違う楽しみ方になってました。まぁ内容的に...

ターミナル

Cinema
0
(2004年/アメリカ)これもトム・ハンクス主演。監督はスティーヴン・スピルバーグ。豪華です。ジョン・F・ケネディ国際空港についた途端に母国が戦争による無国籍状態となり、空港に待機せざるを得なくなった主人公が繰り広げるヒューマンコメディという内容ですが、『フォレストガンプ』さながらに、愚直にまっすぐな主人公を演じさせたらこの人の右に出る人はいないですね。日本の俳優でいえば西田敏行さんみたいな感じで...

フォレスト・ガンプ/一期一会

Cinema
0
(1994年/アメリカ)あまりにも有名で、しかもヒューマンドラマ風なのでずっと敬遠していた作品。「~一期一会」なんて原題にないサブタイトルなんかわざわざつけるから、また観る気が失せるんです。あまり気にしていませんでしたが、トム・ハンクスが主演なんですね。予想はしていましたが、観てみるとさすがに良いんですね。何はともあれトム・ハンクスの演技力といいますか、自然に引き込まれるパワーが凄いです。何をやっ...

マーキュリー・ライジング

Cinema
0
(1998年/アメリカ)ブルース・ウィリス主演。俳優さんによっては一作毎にキャラクターが全く違ったりするのですが、この人はどの映画を観ても一緒でぶれません。男からしてもふとした仕草や表情の変化が魅力的で、さすが売れっ子俳優(チープな表現ですが)という感じです。それに勝るとも劣らぬのが子役君。自閉症で他人とコミュニケーションが取れない、まずは視線を合わすことができない、という難しい役を演じ切っていま...

月に囚われた男

Cinema
0
(2009年/イギリス)監督のダンカン・ジョーンズさんはあのデヴィッド・ボウイの御子息とのこと。そういう言われ方がついて回る人生というのもなかなか大変だろうなと思いますが。月の基地内が『2001年宇宙の旅』の宇宙船内を彷彿とさせます。八角形の通路とか。HALを連想させるお助けロボットですが、そのコミュニケーションキャラがまさかの「ニコちゃん」マーク。そしてその声があのケヴィン・スペイシー!!なんて...

エージェント:スティール

Cinema
0
(2013年/アメリカ・カナダ)主演のカート・ラッセルさんはタランティーノ監督の『デス・プルーフ in グラインドハウス』でスタントマン・マイクを怪演していた人。なんとなく松崎しげる氏を彷彿とさせます。演出も小粋でいい感じなのですが、どうしてもストーリーが頭に入ってこなくて、観終わってから「一体何だったんだ?」という感じでした。恨みがあるならそこまで凝ったことしなくても、もっと手っ取り早い別の方法...

イコライザー

Cinema
0
(2014年/アメリカ)観ながら、なんとなく映画の佇まいが「ウォーカー」に似ているなと思ったら、やっぱり主演が同じデンゼル・ワシントンさんでした。クロエ・グレース・モレッツ嬢が出ているので観たというのもあったのですが、「あれ?こんなだったっけ?」というブワッとした外観になっておられました。でもやっぱり華があるというか安心して観ていられましたね。最初と最後しか出てこないのが残念でしたが。それにしても...

ハンニバル

Cinema
0
(2001年/アメリカ)「羊たちの沈黙」(1991年)の続編。最近目に付くことが多くて「そのうち観ないと」と思っていた一作。そもそも「羊たちの沈黙」の良さが分からないんですね。「レクター博士が凄い」というんですが、もったいつけた立ち居振る舞いが、シリアス寄りの田村正和氏みたいに見えて・・・。で、前作の主役のひとり、クラリス役がジュディ・フォスター嬢からジュリアン・ムーアさん(「ビッグ・リボウスキ」...

テイキング・ライブス

Cinema
0
(2004年/アメリカ)アンジェリーナ・ジョリー主演と知ってて見たのかどうだったのか忘れました。単に「サスペンス」とジャケ買いだったのかもしれません。出だしは衝撃的で良かったですね。ところが敏腕FBI特別捜査官アンジェリーナ嬢が出てきてから何だかスピード感が無くなってきて、イーサン・ホークと出来ちゃってからはか弱き乙女に芸風がガラッと変わってしまって「なんだこりゃ」と思っているうちに、「そりゃない...

オーケストラ!

Cinema
0
(2009年/フランス)音楽もの、ということで。前半ロシアが舞台なのですっかりロシア映画だと思って「コメディタッチにしては全体に雰囲気重いなぁ」と思いきや、後半の舞台であるフランス映画だったんですね。まぁフランス映画も独特の重さですが。30年前に夢を砕かれた名指揮者がロシアのオーケストラをパリに招待するFAXをかすめ取って・・・というところから、どう展開しようにも「そもそもが詐欺まがいじゃないか」...