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ジャズ・シンガー

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(1927年/アメリカ)観終わってから知りましたが、映画史上初めての「トーキームービー」と言われている作品らしいです。それから「待ってくれ、お楽しみはこれからだ!(Wait a minute, wait a minute. You ain't heard nothin' yet! )」というセリフで有名だと。 直訳で「―君はまだ何も聴いてないんだぜ!」をこう日本語訳するセンスたるや。冒頭の可愛い少...

ナインスゲート

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(1999年/フランス・スペイン)「ローズマリーの赤ちゃん」「チャイナタウン」のロマン・ポランスキー監督作品。主演はジョニー・デップ。監督の現在の奥さんであるエマニュエル・セニエさんも重要な役として出演されています。のっけから実に重厚な画面ですぐさま惹き込まれ、それからはグイグイと進む展開に目が離せません。いやぁ、映画の魔力に翻弄される快感、とでも申しましょうか。本当は来週の平日、仕事帰りに観るつ...

監獄ロック

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(1957年/アメリカ)言わずと知れたエルヴィス・プレスリー主演の映画。とはいえ、エルヴィスの映画はおろか、本人もちゃんと観たのは初めてなのです。しいて言えば「アーチスト順弾き語り」で『Love Me Tender』をやったときに参考としてYouTubeのライブを観たくらいで。というわけで、予想通りのPVを100分にしました的な映画ではあったんですが、それにしてはエルヴィス君もちゃんと演技してた印...

サマータイムマシン・ブルース

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(2005年/日本)先日のエイプリルフール特集でシュワちゃんが不発だったため、自前で「どんでん返し」系を検索して今回選んだのがこの邦画。主演は瑛太くんと上野 樹里さん、真木よう子さんや佐々木蔵之介さんも出てます。キャストはあまり意識してなかったですが豪華ですね。タイトル通りにタイムマシンを使ったドタバタ劇なのですが、SF研究会と地味に見せようとしても魅力溢れるカメラ部の女子二人のキャラクター、本広...

無防備都市

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(1945年/イタリア)これはジャケットが気になっていたんですかね。この映画を観たイングリッド・バーグマンが、「英語しか話せないけれど役があったら飛んで行きます」という手紙をロッセリーニ監督に書き、ダブル不倫スキャンダルに発展したことでも有名らしいです。ドイツに無条件降伏したローマが舞台で、ドイツ兵に抑圧される市民とレジスタンスを企てる組織の映画です。あのフェデリコ・フェリーニが脚本にも参加してい...

サボタージュ

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(2014年/アメリカ)dTVから「エイプリルフール特集」というメールが来て、そこにピックアップされていた一作。あのアーノルド・シュワルツェネッガー主演。さぁ気持ち良く騙していただきましょう!本編を観る前に予告編を見たのですが「正義の武装チームが次々に殺害されていく。犯人はチームにいるのか」という感じなのかな、と。始まってみると大筋では合っているのですが、「正義のチーム」というにはこのメンバーがど...

幽霊西へ行く

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(1935年/イギリス)これはdTVで映画を選ぶときにいつもタイトルが気になっていたんですね。「幽霊西へ行く」・・・なんてベタなタイトルなんだろう、と。というわけで、あまり期待していなかったのですが結構面白かったです。「あいつが悪口言いよった」という類いの子どもの喧嘩のような一族の屈辱を晴らさないと成仏できない主人公。こいつがまたしょうもないベタな王様ゲームみたいな手で女性を口説くチャラい男。死に...

真昼の決闘

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(1952年/アメリカ)超有名な西部劇ですね。でも確かにアメリカ西部を舞台にした劇ではありますが、いわゆるガンアクションがメインではなくて、そこに至るまでのゲイリー・クーパーの苦悩がテーマの映画です。そして渋いというか、もはや老齢のゲイリー・クーパーとはアンバランスな新妻グレイス・ケリーのその美しさたるや。

ロビンフッドの冒険

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(1938年/アメリカ)dTVのサムネイルがモノクロで、制作年が1938年ということもあり、すっかりモノクロ映画だと思ったら綺麗なカラーでビックリ。1938年にしてはセットもしっかりしていて「これ、本当に1938年の作品?」と思いながらずっと観てました。大体がこういう「ロビンフッド」とか「怪傑ゾロ」とか、「定番モノ」っぽいのは敬遠するのですが、まぁ定番だけに安心して観られるというのはあるんでしょう...

イヴの総て

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(1950年/アメリカ)「1950年度アカデミー賞において、作品賞以下6つのオスカーを獲得した作品」ということで。あまり期待していなかったのですが、存在感ある女優さんや男優さんたちの演技が良くて面白かったです。ストーリー、というか展開もどんどん観客にオープンにしながらも、「一体どうなるのだろう?」と思わせてくれて秀逸です。ラストも「うーむ(いささか取って付けたようではあるが)これぞ因果応報」という...