Cinema

ガス燈

Cinema
0
(1944年/アメリカ)イングリット・バーグマン続きで。これはヒッチコック監督ではなく、ジョージ・キューカーという方が監督です。途中から出てくる刑事(?)役は「市民ケーン」や「疑惑の影」「第三の男」のジョゼフ・コットン氏。最近よく見ますね。若いメイド役はアンジェラ・ランズベリーさんという有名な方らしいのですが、この作品が映画デビュー作。観ていてなんともイライラさせられる生意気なメイドぶりが素晴らし...

汚名

Cinema
0
(1946年/アメリカ)ヒッチコック監督作品。「北北西に進路を取れ」のケーリー・グラントと「カサブランカ」のイングリッド・バーグマン。この映画はもうなんといってもイングリッド・バーグマンの魅力に尽きるでしょう。iPhoneの小さな画面でモノクロでも全く問題なしです。最初から最後までバーグマンを観ていればOK。演技も自然で全く淀みがない。ストーリー的には、なんで偽装結婚までしてバーグマンがスパイをし...

切り裂かれたカーテン

Cinema
0
(1966年/アメリカ)ヒッチコック監督作品。タイトルからして「一体どういう映画なんだろう?」と思っていたのですが、冷戦時代のドイツとアメリカの確執がバックボーンのようです。いずれにせよ、そういうのはちょっと分からないですよね。主役の大学教授はあのポール・ニューマン氏。いつでもカメラの前では存在感ある甘い雰囲気です。映画にとって良いのか悪いのか分かりませんが。対するヒロインがジュリー・アンドリュー...

博士の異常な愛情

Cinema
0
(1963年/アメリカ)スタンリー・キューブリック監督作品。正式には『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』というタイトルです。キューブリック監督作品だし、水爆の話だし、これはきちんと襟を正して正座をして観なくてはいけないと思っていたのですが、徹頭徹尾変な人ばっかり出てくるブラックユーモア的な映画で、安心して「この人、変」と思いながら観ることができまし...

欲望という名の電車

Cinema
0
(1951年/アメリカ)これはテネシー・ウィリアムズの原作を読んだことがあるはずです。全く覚えてませんが。主役のヴィヴィアン・リーさんは何と言っても『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラ役で有名です。観てませんが。そんな人が、あの『サンセット大通り』のグロリア・スワンソンを彷彿とさせるような鬼気迫る演技を見せてくれます。「こういうどっか頭のネジが吹っ飛んでいる人っているんだろうな」という感じです...

山羊座のもとに

Cinema
0
(1949年/アメリカ)ヒッチコック監督作品。主演は先ほど既出のジョセフ・コットン氏とイングリッド・バーグマン嬢。イングリッド・バーグマンは確かに綺麗なんですが、なんとなくこの作品では輝きがなかったように感じました。どの登場人物にも感情移入できないし、誰が一体何をどうしたいのか分からなかったです。タイトルの意味もよく分からないし、「疑惑の影」同様の一作でした。興行的にもイマイチだったようですね。

疑惑の影

Cinema
0
(1942年/アメリカ)ヒッチコック監督作品。主演のジョセフ・コットンさんは「市民ケーン」でケーンの親友役や「第三の男」で主役をした人。そうだったっけかな?ヒッチコック監督の作品って時々、観ていて「どうでもいいよな」と思うのがありますが、この作品も個人的にはそんな一作でした。「疑惑の影」が解消されずにずるずる進むのでじれったいですし、ラストも「え?それでいいの?」という感じで。Wikipediaに...

デス・プルーフinグラインドハウス

Cinema
0
(2007年/アメリカ)クエンティン・タランティーノ監督作品。わざとB級映画っぽい映画を作る、というところがこの人らしいですね。途中までのモデル系女子グループの気楽な飲み会という雰囲気が、安岡力也のようなスタントマンの車にひとりの女の子が乗った時からガラッと変わって、猟奇的サスペンスな展開に。カーアクションも凄いですが、まぁ本当に何て言うんでしょうか、どこまでもふざけて映画を撮っている匂いを感じま...

short cut

Cinema
0
(2011年/日本)ひとりiPhoneで電車の中で映画を観ているのですが、PCでないだけに観終わってすぐにブログに書くわけにもいかず、「映画」カテゴリーの更新が滞っておりました。年の瀬ではございますが、まとめて更新します。まずは三谷幸喜監督作品。なにが凄いって全編ワンカット撮影なのです。ずっとカメラが回りっぱなしでノーカット。普通の家の中とかならまだしも、山道を登ったり下ったり、川を渡ったり木に登...

サロゲート

Cinema
0
(2009年/アメリカ)ブルース・ウィリス主演のSFサスペンス。自分の身代わりロボットを遠隔操作して仕事や遊びをさせることが普通の未来が舞台。冒頭のアンドロイドのニュース画像で石黒浩教授が映ったりしてました。ありましたねぇ、どっちがアンドロイドか分からない。というわけで、設定が現実離れしているので何も考えずに安心して映画を観ることができました。カーアクションというかロボットアクションがぶっとんでい...