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見知らぬ乗客

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(1951年/アメリカ)ヒッチコック監督作品。カメラワークや女優さんのシーンに軽いぼかしがかかるところなどヒッチコックらしい感じが随所にありました。ストーリー展開は「なんで主人公がそんなところに行くんだろう」と思うようなところもあったりして、うまく消化できなかったですが、大筋としては単純明快でした。関係ないですが、ガイ役のファーリー・グレンジャーさんが西川きよし氏の息子さんに見えてしかたなかったで...

1408号室

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(2007年/アメリカ)スティーブンキング原作、主演はジョンキューザック、脇を固めるのはまたもやこの人、サミュエル・L・ジャクソン氏。相変わらず良いモノのなのか、悪モノなのか分かりません。心霊ルポライターのキューザック氏が訪れたドルフィンホテルの1408号室。支配人のサミュエル氏が強固に「やめろ」というのを聞かずに無理矢理宿泊。そんなキューザック氏を前半は息もつかせぬ脅かし系で、後半は水攻めから氷...

マイケル・ジャクソン THIS IS IT

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(2009年/アメリカ)「King of POP」マイケルジャクソンのツアーリハーサルを収録した映画。2009年夏から行われるはずだった「THIS IS IT」ツアーは同年6月のマイケル急逝のため中止となりました。そもそも、マイケルジャクソンに興味がなかったので観ることはなかったのですが、会社の人がこの映画を観てマイケルが好きなったと言っていたので。まぁさすがKing of POPのコンサートとも...

ニーチェの馬

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(2011年/ハンガリー)これは草原をバケツを持って歩く姿が印象的で、見たいと思っていた作品です。哲学者ニーチェの馬についてのエピソードが語られた後、荷馬車と老人が強風の中を行く映像がずっと続く。馬面に近づいたかと思うと荷馬車の全景を捉え、老人を捉えて、ずっと引いて雑木林の向こうから写し、また荷馬車に近づいて馬面の前から撮る。そしてやっと家に辿り着いて娘らしき女性が無言で馬や荷車をしまうまでがワン...

殺人!

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(1930年/イギリス)「殺人!」というのも、なんというか身も蓋もないタイトルですが、原題も「Murder!」なので仕方ないですね。ヒッチコック監督の初期の映画ですが、前回の「下宿人」(1927年)から3年を経たということでこちらはトーキー映画です。殺人の容疑者ディアナの裁判で陪審員たちが別室で審議するシーンが「12人の怒れる男」を彷彿とさせました。こちらは女性も何人かおられたり、割とあっさり「ギ...

パトリオット・ゲーム

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(1992年/アメリカ)ハリソンフォード主演。いつも言いますが、「CIA」とか「IRA」とか「JRA」とか「JAL」とかが出てくると途端にいろんなことがステレオタイプになっちゃってぼやけてきちゃう気がします。「CIAだから善」「IRAだから悪」というような。でもこの作品のように「IRAの使命を無視して弟の復讐に狂う悪役」の場合は「悪の中の悪だから善なのか?」とか訳が分からなくなっちゃいますね。アフ...

ジャッキー・ブラウン

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(1997年/アメリカ)タランティーノ監督、「レザボア・ドッグス」「パルプ・フィクション」に次ぐ3作目。のっけからやっぱり音楽&映像が格好良いです。ジャッキー・ブラウンことパム・グリア嬢がブルーのCA姿で動く歩道に立っていて、背景の色とりどりなモザイク模様が流れていく。そしてタランティーノ監督作品といえば、この人です。「パルプ・フィクション」のアフロにも度胆抜かれましたが、今回も「ぴろ~ん」と伸び...

下宿人

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(1927年/イギリス)ヒッチコック監督の初期作品。無声映画で終始オーケストラ曲が流れ続けます。ときどきテロップが全画面にインサートされます。階上の下宿人の部屋がガラス張りのように透けて、部屋を徘徊する彼の靴の裏を見上げるという演出には度胆抜かれました。これは実際にガラス張りの部屋を下から撮影した、とのこと。さすがヒッチコック!下宿人が群衆に追いかけ回されて袋叩きに合うシーンでは、「えーい、ポカポ...

郵便配達は二度ベルを鳴らす

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(1946年/アメリカ)TSUTAYAでは1981年版のジャック・ニコルソン主演のDVDが印象的でそのうち借りようと思っていたのでした。まさか4回も映画化されているとは知らなかったので、今回タイトルだけで選んで、後から「あ、そういえばジャック・ニコルソンじゃなかったな」という感じでした。まぁ、どっちでも良かったんでしょうね。フランク役のジョン・ガーフィールドさんは二枚目で見るからに頭が切れそうなタ...

レベッカ

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(1940年/アメリカ)ヒッチコック監督作品です。半分くらいまでは退屈な恋愛ものみたいな雰囲気でしたが、途中からヒッチコックな雰囲気になってきます。とはいえ、本作ではヒッチコックは脚本に噛んでいないとのことですが。後半になって、「あれ?これ、昔見たことあるような・・・」。はっきりとは覚えてないですが、若い頃に深夜のテレビで映画鑑賞することにハマっていた時期がありまして、その時に見たのかもしれません...