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アド・アストラ

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(2019年/アメリカ) プロデューサーも兼任するブラッド・ピッド氏主演のSF・スリラー。 地球外生物を探しに宇宙の果てを目指し伝説となった宇宙飛行士の父親を捜しに行くという、いわば「母を訪ねて三千里」の訪ね人を父にして宇宙スケールにした感じ(違う?)。 仕事一筋で家庭を全く顧みない父親のせいか、ピッド氏は上手く人と関われず、妻との関係もおかしくなっています。 そんなピッドもやはり父親の血か、宇宙...

ナイト&デイ

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(2010年/アメリカ) 我らがトム・クルーズ(しかし最近よく観ますね)氏とキャメロン・ディアス嬢共演作。共演は『バニラ・スカイ』(2001年)以来ということですが、このときのディアス嬢はチョイ役でしたもんね。 しかしトム・クルーズの無敵ぶりは先般の『ジャック・リーチャー』に勝るとも劣りませんが、芸風がかなり違ってこちらはニコニコと観ていられます。そういう意味では本格的な演技派女優がヒロインである...

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK

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(2016年/アメリカ) 我らがトム・クルーズ氏演ずる、無敵の元軍人捜査官シリーズ。 前作の『アウトロー』(2012年)でのヒロインはロザムンド・パイク嬢でしたが、本作のコビー・スマルダーズ嬢は知らないなぁ。『アベンジャーズ』出演で知名度向上とのことですが、観てないのです。 何故そんな映画の本筋と無関係な話をしているかというと、ジャック氏があまりに無敵過ぎて、特段何も言うべきことがないからなのです...

Mr.&Mrs. スミス

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(2005年/アメリカ) ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリー元夫妻主演作品。 冒頭から二人の夫婦生活についてカウンセラーに語るシーンで、観ているこちらからすると、この二人はこの後実際に結婚してその2年後に破局して・・・というリアルを抱えながらの鑑賞となるわけで、ずっとそういうモヤモヤが頭を離れません。作品自体には何の罪もないわけですが。 暗殺者同士の偽装夫婦がお互いをだましながら5年だか6...

アップグレード

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(2018年/アメリカ) 適当に選んだ一作。Wikipediaによると「サイバーパンクSFアクション映画」なのだそうです。サイバーパンク? 色々なものが機械による全自動な近未来、アナログな車の修理工の主人公とその妻はドライブデートで突然謎の武装グループに襲われ主人公の目の前で妻は殺され、自身も四肢麻痺の重傷を負う。そこに、チップを体内に入れれば身体が動かせるようになる、という機械メーカーの御曹司が...

2:22

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(2017年/アメリカ・オーストラリア) 鮮やかな冒頭の展開に期待が膨らむも、みるみるしぼんでいくタイプのB級映画がありますが、本作もそんな一作です。 30年前にニューヨークのグランド・セントラルステーションで起きた三角関係のもつれからの殺人事件が事件発生の2:20に生まれ変わりのような3人により今再び・・・というストーリー。 その日(主人公の誕生日)に向けて、毎日2:20前に同じ出来事がループの...

レヴェナント: 蘇えりし者

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(2015年/アメリカ) レオナルド・ディカプリオ氏、初のアカデミー主演男優賞受賞作品ですね。これはいつかは観ないと、と思っておりました。 余りにも映像がスタイリッシュだったので、地球が氷河に覆われた未来が舞台なのかと思って観ていましたが、1800年代のアメリカの西部開拓時代の実在の罠猟師がモデルなのだそうです。しかも「荒野に生きる」(1971年)のリメイク。 しかしまぁどんな役であろうと全身全霊...

マネー・ショート 華麗なる大逆転

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(2015年/アメリカ) サブプライム住宅ローンのバブル崩壊による金融危機を、逆張りした側の視点から描いた作品。クリスチャン・ベール、ライアン・ゴズリング、ブラッド・ピットと錚々たる面々が出演しておりますが、内容が難しすぎて全く頭に入ってきませんでした。「空売り」って何? 面白かったのは、演技の途中で急にカメラに向かってしゃべり出すという、いわば映画の「禁じ手」を使っているところ。そもそも金融商品...

ギルバート・グレイプ

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(1993年/アメリカ) 若かりし頃のジョニー・デップとディカプリオ両氏の共演作。 ジョニー・デップ君のチャラくてもいけそうなのに変に真面目というキャラクターも魅力的ながら、アカデミー賞ノミネートのディカプリオ君による知的障碍の演技がやはり秀逸です。この頃から役柄に頭の先からつま先まで没入するタイプだったんですね。涎を垂らしながら喚きまくります。 ストーリー云々よりも、もうこの二人を観ているだけで...

ブラック・レイン

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(1989年/アメリカ) マイケル・ダグラス、高倉健、松田優作という日米豪華共演と大阪が舞台ということで当時随分話題となった作品。 しかしマイケル・ダグラス氏はいつ見ても濃いですね。「ゲーム」然り、「追撃者」然り。山盛りのビフテキを見てるみたいで胸やけします。 そして本作が遺作となった松田優作氏の怪演もまた味付濃厚。高倉健さんの演技は多分初めてちゃんと観ましたが、実直な人を実直に演ずればこの人の右...