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ギルバート・グレイプ

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(1993年/アメリカ) 若かりし頃のジョニー・デップとディカプリオ両氏の共演作。 ジョニー・デップ君のチャラくてもいけそうなのに変に真面目というキャラクターも魅力的ながら、アカデミー賞ノミネートのディカプリオ君による知的障碍の演技がやはり秀逸です。この頃から役柄に頭の先からつま先まで没入するタイプだったんですね。涎を垂らしながら喚きまくります。 ストーリー云々よりも、もうこの二人を観ているだけで...

ブラック・レイン

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(1989年/アメリカ) マイケル・ダグラス、高倉健、松田優作という日米豪華共演と大阪が舞台ということで当時随分話題となった作品。 しかしマイケル・ダグラス氏はいつ見ても濃いですね。「ゲーム」然り、「追撃者」然り。山盛りのビフテキを見てるみたいで胸やけします。 そして本作が遺作となった松田優作氏の怪演もまた味付濃厚。高倉健さんの演技は多分初めてちゃんと観ましたが、実直な人を実直に演ずればこの人の右...

ホリデイ

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(2006年/アメリカ) 「ロマンティック・コメディ」ものが苦手なうえ、キャメロン・ディアス嬢が苦手、という二重苦ですが意を決しての鑑賞。 それにしてもキャストが豪華です。ケイト・ウィンスレット嬢(「タイタニック」「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」)、ジャック・ブラック(「スクール・ロック」)、そしてジュード・ロウ!! レンタルビデオ店でダスティン・ホフマンがカメオ出演したのは、たまたま通りかかっ...

アウトロー

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(2012年/アメリカ) トム・クルーズ氏主演作品。レオナルド・ディカプリオ氏もそうですが、トム御大の佇まいも独特の存在感があってやっぱり目が離せない俳優さんですね。映画の出来云々は別にしても。 犯人がライフルで無差別に5人を射殺する冒頭シーン、掴みはOKです(古い)。そして容疑者の名指しで現れるトム御大が善か悪かが分からない雰囲気も「承」としては良い感じ。でも「転」までの引っ張りが何だか雑で、「...

10 クローバーフィールド・レーン

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(2016年/アメリカ) 『クローバーフィールド/HAKAISHA』(2008年)の続編として見始めたので、いつになったら前作同様そこらじゅうを走り回るのかと思いきや、地下シェルターという密室でストーリーは進みます。これほんとにクローバーフィールド? 実質登場人物は3人だけにもかかわらず、それでも観ていられるのは役者さんの上手さのおかげで、特にヒロイン・ミシェル役メアリー・エリザベス・ウィンステッ...

エンド・オブ・ホワイトハウス

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(2013年/アメリカ) 『エンド・オブ・ステイツ』(2019年)、『エンド・オブ・キングダム』(2016年)とシリーズを遡りながら観ることになりましたが、本作がシリーズ1作目です。 3作とも「そりゃないだろ」という荒唐無稽な展開でありながら、恐らく忖度なきテロ・殺戮描写や特殊効果、そして主役のジェラルド・バトラー氏を始めとする俳優陣の地に足の着いた安心感溢れる演技のおかげで、訳の分からない説得力...

リバー・ランズ・スルー・イット

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(1992年/アメリカ) あのロバート・レッドフォードが監督、そして若きブラッド・ピッドが主演という映画。 もう一人の主役、映画の語り手であり兄役のクレイグ・シェイファー氏も不器用で真面目な青年を好演しているのですが、どうしてもピット君から目が離せないんですね。恐らくレッドフォード監督の演出からしてそうなっているんでしょうけれど。 終始、山や川との大自然やフライ・フィッシングのフォームの美しさ、ぎ...

リアリティ・バイツ

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(1994年/アメリカ) あのベン・スティラー氏(『メリーに首ったけ』『ズーランダー』『LIFE!』)初監督作品。 そうではないかと思いながら主役はイーサン・ホーク氏。何となく西村和彦さんのような、どこかひねくれたような雰囲気がこの作品にぴったりです。ヒロインはウィノナ・ライダー嬢。あまりお見掛けしない方ですがキュートですね。 途中からベン・スティラー監督自らも登場。しかも端役ではなくてイーサン・...

ピッチブラック

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(2000年/アメリカ) 全く予備知識なしで鑑賞。なんだか物凄く古い映画にみえましたが2000年公開。まぁ22年も前なんだから「物凄く古い」と言っても差し支えないのかもしれませんが。 乗員乗客を凍結状態にして自動操縦で移動する宇宙船がトラブルで大破しながら荒涼とした惑星に不時着。生存者がそれぞれ曲者揃い、それでも生き残るためのサスペンスフルな協力関係、そして惑星に訪れる22年ぶりの皆既日食に跳梁跋...

エンド・オブ・キングダム

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(2016年/アメリカ) 別に深い意味はなく、シリーズ第3作『エンド・オブ・ステイツ』から遡ってのシリーズ第2作目の舞台はロンドン。イギリス首相の病死に伴う国葬参列のため各国の首脳が一堂に会することに。 奥さんが身重である我らがシークレットサービス、マイク・バニング氏も渋々アメリカ大統領の護衛としてロンドンに乗り込むわけですが到着するや否や、想像を絶する首脳暗殺バザー開幕となります。 我が日本国首...