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十戒

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(1956年/アメリカ) これはもう映画を見るものからすると避けて通れないという作品と言えるでしょう。上演時間約4時間。セシル・B・デミル監督が冒頭に出てきて、映画の主旨を説明して「途中で休憩もあるのでゆっくり見てってください」と言う。途中で休憩がある映画は「2001年宇宙の旅」以来、2作目です。 というわけで、約60年前の作品とあって、セットはもろにセットだし、色々とクスッとくるところはあるので...

チャイナタウン

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(1974年/アメリカ) この映画はずっと気になっていたのですが、なかなかTSUTAYAに置いてなくて、でもこの盆休み前のTSUTAYAで見つけたので我先にとレンタルした一作です。監督は「ローズマリーの赤ちゃん」「戦場のピアニスト」のロマン・ポランスキー監督。監督作品を見るのは今回初めてです。主演はジャック・ニコルソン。筋が通っているような、胡散臭いような私立探偵役がはまってます。 この作品は特に...

アマデウス

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(1984年/アメリカ) 6月頃から急にin Tempoの曲に飽きてしまって、別に深い意味はなくモーツァルトの曲をずっとラジオで聴いてました。生まれてこのかたクラシック音楽にどっぷり浸かるという経験がなかったのですが、モーツァルトの凄さを身を持って感じました。 まず彼の音楽を聴きながらだと物凄く考え事に没頭できるんですね。日頃、思考で使っている脳の階層を一段下に降りてより深いところで思考するような...

CUBE

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(1997年/カナダ) 久しく映画から遠ざかっていたのですが、「GYAO!」で『CUBE』が見られるということで視聴。何かというと良く目にするタイトルでずっと気になっておりまして、なおかつ無料ですし・・・。 というわけで展開はまぁ想像どおりな感じなのですが、逆に言えばこの限られた舞台装置と登場人物でよくこれだけ見られるものを作れたな、という。緊張感がある一定にずっと保たれるというか。 しかし、エレ...

レザボア・ドッグス

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(1992年/アメリカ) クエンティン・タランティーノ監督のデビュー作。タランティーノ監督作品では「パルプ・フィクション」。監督2作目にして大御所ジョン・トラボルタとサミュエル・L・ジャクソンに延々と下らないハンバーガーの話をさせ、ブルース・ウィリスに日本刀を振り回させるという方です。低予算ゆえか今回も監督自ら出演されてます。 今もYouTubeでサントラを流しながら書いておりますが、「パルプ~」...

少年は残酷な弓を射る

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(2011年/英・米・日) これはずっとTSUTAYAのサスペンスコーナーにジャケットがこっちを向いて立っていて気になっていた作品なのでした。ジャケットの男の子が韓国人だと思っていたのでてっきり「母なる証明」のような韓国映画と思いきや、普通に(?)外国映画でした。 いろいろな評論サイトで「タイトルは何かのメタファーだと思っていた」と書かれていましたが、私もその一人でした。まさか本当にあんなにも「残...

シャイニング

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(1980年/英・米) 何が有名って、ジャック・ニコルソンのこのジャケットですね。Wikipediaによると、この2秒のシーンを撮るために2週間、190テイクをかけたそうです。「狂気が狂気を呼ぶ」ような話です。 個人的にスタンリー・キューブリック監督作品は画面のスタイリッシュさが見ていて気持ち良いです。ホテルの廊下。 237号室のバスルーム。 トイレですらこれです。 子役のダニー君が可愛かったです...

2001年宇宙の旅

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(1968年/英・米) 言わずと知れたスタンリー・キューブリック監督の作品。色んなところで紹介されているのを参照すると「観ずに死ねない一本」と言えるでしょう。 キューブリック監督作品は『時計じかけのオレンジ』しか見てませんが、よくもこんなに違う世界をそれぞれ撮れるよな、と。アニメでいえば「デビルマン」と「銀河鉄道999」くらい違います。しかも宇宙船やその内部が今見ても全く古臭くない。それどころか、...

ディナーラッシュ

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(2000年/アメリカ) 「ジャケ借り」の一本。料理とサスペンスが楽しめるなんて素敵な映画に違いない、と。 冒頭、よく分からない展開でおじいさんが二人組に射殺され、タイトルバックをはさんで「ディナーラッシュ」なレストランの厨房と客席が舞台となります。厨房も客が次から次に押し寄せる客席も息が詰まるような狭さで見ている間ずっと息苦しかったです。 厨房はなんか汚いし(実際にこの映画監督がオーナーをしてい...

フル・スロットル

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(2014年/フランス・カナダ) そもそも前から「パルクール」はYouTubeで見ていて格好良いなと思っていたのでした。これを映画で見れるなんて格好良くないわけがない。しかも脚本は「96時間」「LUCY」のリュック・ベッソン。 というわけで期待の一本だったのですが、パルクールがもっと見たかったです。往年のジャッキーチェンファンがカンフーシーンのあまりないジャッキー映画を見たあとのような気持ちでしょ...