Cinema

バンテージ・ポイント

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(2008年/アメリカ) 遊説中のアメリカ大統領の狙撃事件を8つの視点から描いて真実を明らかにしていく、という映画。「メメント」ほどじゃないですが、巻き戻して違う視点で事件を繰り返すたびに新事実が明らかになるというのが、「さぁ次は何が出てくるのか」という期待でワクワクさせられます。上手いですね。ちなみにこういう手法はあの黒澤明「羅生門」でも使われているそうです。ちょっと見てみたい気がします。 ちな...

フライト・ゲーム

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(2014年/アメリカ) というわけで、「96時間」シリーズの無敵親父、リーアム・ニーソン主演作品。最近見る「準新作」の予告編(いつも長い)で何回も出てくるのでまあ見てみようかと。間違いなく今回も「無敵」なので、安心して見てられるだろうし。 で、やっぱり「無敵」ぶりは健在でした。どう考えても乗客乗務員全員から疑われる状況なのに、 「信じてくれ!俺(=リーアム)はハイジャックなどしない!!」 「・・...

パーフェクト・ストレンジャー

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(2007年/アメリカ) これは旧作ですが、サスペンスコーナーでずっと気になっていた作品。 "ラスト7分11秒―「衝撃の事実」に、あなたは絶対騙される” というキャッチフレーズでしたが、「なるほど、そう来ましたか」というオチでした。ブルース・ウィリス夫婦がなんの抵抗もなく「有罪」になっていったのが不思議でしたが、まぁすべては「ラスト7分11秒」のためですからね。 最近ブルース・ウィリスづいておりま...

鑑定士と顔のない依頼人

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(2013年/イタリア) これはいろんなところで目にするので気になっていた作品です。イタリア映画というのも珍しいですね。 借りた時には意識していなかったですが「どんでん返し」系でした。あのロボットは一体全体なんだったんだろうと思ってたのですが、ラストで主人公が歯車だらけのカフェでひとり座っているシーンと関連があるのかもしれないな、と最近思いました。歯車だらけのロボットの蓄音機で繰り返される主人公の...

大脱出

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(2013年/アメリカ) 「準新作100円月間」シリーズ。 スタローンとシュワちゃんということで、「こりゃ、文句なしにスカッとするだろう」と思いきや、思いのほか地味な展開の映画でした。 ガラス張りでものすごくスタイリッシュな監獄の割には、刑務所長の机がもろに事務机だったりして、ところどころクスッとさせられました。いくら肉体派の二人とはいえ、もうどちらも「おじいちゃん」。まぁ寄る年波には勝てないとい...

時計仕掛けのオレンジ

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(1971年/アメリカ) あまりにも凄そうなのでついつい避けて通ってきた「時計仕掛けのオレンジ」。「博士の異常な愛情」「2001年宇宙の旅」「シャイニング」「フルメタル・ジャケット」のスタンリー・キューブリック監督(ちなみにどれも未観)。とうとう見てしまいました。そしてやっぱり凄かったです。 ひとつは(ずっと避けてきた理由でもあるのですが)その暴力表現。「性善」と「性悪」や「良心」というようなテー...

Angel-A

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(2005年/フランス) これは著名人がお薦めする映画に入っていた一本。その人(誰だか忘れた)の他のチョイスに「SAW」や「バタフライエフェクト」があって『どんでん返しがある映画』というくくりだったので。 監督は「グラン・ブルー」「ニキータ」(ともに未観)のリュック・ベッソンさん。あの「96時間」シリーズの制作・脚本もされているようです。 2005年の映画ですが、モノクロームでフランス・パリの風景...

LUCY

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(2014年/フランス) これも「準新作ジャケレンタル」の一作。「プレステージ」のスカーレット・ヨハンソンが主演、頻出のモーガン・フリーマンも脇を固める。テーマも「普通10%しか使われていない脳を100%活性化するとどうなるのか?!」。まぁ外れはないでしょう。 のっけからルーシーが韓国マフィアの密輸に巻き込まれる。そのマフィアのボスがあの「オールドボーイ」のチェ・ミンシク。童顔なのに相変わらず鬼気...

トランセンデンス

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(2014年/英・中・米) 「インセプション」の撮影監督の映画監督1作目とのこと。主演はジョニーデップ。4月にポイント3つ貯めたので、5月は「準新作も100円」。まぁ外れはないだろうということで準新作コーナーの「ジャケ買い」ならぬ「ジャケレンタル」。 専門が撮影監督というだけあって、なにしろ映像が綺麗です。映像とジョニーデップの演技をぼーっと見てたらどんどん映画が進んで気づいたら終わってたという感...

アンブレイカブル

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(2000年/アメリカ) 先日の「サイン」に引き続き、「シックスセンス」「ヴィレッジ」のM・ナイト・シャラマン監督作品。 主演はブルース・ウィリス、共演が声のでかいサミュエル・L・ジャクソン。濃い面子です。 今回もサミュエル・L・ジャクソンの演説がそこかしこで聞けます。髪型もちょっと変です。「パルプ・フィクション」といい、「閉ざされた森」といい、無敵な黒人を演じさせたら右に出る者はないと思われます...