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ジョン・ウィック:チャプター2

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(2017年/アメリカ) 前作を観た流れで。前回は愛犬と愛車の恨みで大暴れでしたが、今回は自宅爆破により。やはり大義が大事です。 ニューヨーク中の殺し屋に狙われるジョン。観ているこちらはちっともドキドキハラハラなんてしません。だって撃たれようが何されようが無敵なんですから。 そういう意味では、好むと好まざるとしっかりリーアム・ニーソン御大の跡を継いでいるわけです。 本作のポイントはローレンス・フィ...

ジョン・ウィック

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(2014年/アメリカ) 『マトリックス』のキヌア・リーブスさんですね。多分そう言われることを潔しとしないご本人が製作総指揮も兼ねて作ったのが本作だと思われます。 妻となる女性を愛するがために引退した凄腕の殺し屋(「やつは鉛筆1本で3人殺したんだ。鉛筆1本で、だぜ」)ジョン・ウィックが病死した妻が残した子犬を殺された復讐に元の雇い主の組織に殴り込む・・・もう荒唐無稽の貸し切りハイウェイど真ん中一直...

ミッドウェイ

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(2019年/アメリカ) 基本的に戦争ものは避けてきたのですが、最近本当に観るのがないんですよね。 日本軍チームの俳優さんは國村隼さん、豊川悦司さん、そして浅野忠信さん。浅野さんは『バトルシップ 』『沈黙 -サイレンス- 』など海外作品で引っ張りだこですね。御三方とも渋い演技で魅せてくれます。 というわけで、アメリカ映画でありながら、別に日本を犬畜生扱いするでもなく(もちろんセリフではボロクソです...

カサノバ~最期の恋~

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(2019年/フランス・ベルギー・アメリカ) これも前回に引き続き「絶対に観ないタイトルだけど、他に観るのもないから仕方なく観ました」シリーズ。カサノバ。全く興味も関心もありません。生涯で1,000人切り?ふん。 まぁもう徹頭徹尾フレンチな映画で、セーヌ川の流れの如くゆるやかに、それはもうゆるやかに時間は流れます。故 岡田眞澄氏から色気のすべて抜いたようなバンサン・ランドン氏演ずるカサノバさんよ、...

恋におちたシェイクスピア

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(1998年/アメリカ・イギリス) もうタイトルからして受け容れ難いですね。絶対観るもんかとここまできましたが、もうたいがいdTVの洋画は観尽くしていて、仕方なく鑑賞。 全く関心も興味も惹かれないまま映画は進みます。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ではないですが、肝心もシェイクスピアも往年のプリンス氏に見えて、どうにも画面に集中できません。 かてて加えてここでもお出ましは、いつも苦虫を噛み潰したような...

ある画家の数奇な運命

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(2018年/ドイツ) ドイツ映画は珍しいですが、しかも前半はホロコーストが(ある画家のちょっとエキセントリックな親戚のお姉さんのエピソード、というオブラートがかけられているにせよ)真正面から描かれていてしんどいですが、ここは我慢してちゃんと観ないと、ですね。 話が前後しますが、「ある画家」というのは存命の著名な(存じ上げなかったですが)芸術家ゲルハルト・リヒター氏がモデルで、映画化の条件は「何が...

バリー・シール/アメリカをはめた男

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(2017年/アメリカ) このトム・クルーズ氏とレオナルド・ディカプリオ氏の映画はもうこの人たちの溢れ出るオーラだけで「凄いものを観た」という感じになっちゃいますね。個人的にはあまりにも脂っこくてどちらも正直好きではないのですが。 そうは言っても凄腕パイロットにして、CIAと麻薬組織の副業で稼ぎまくった実在のハチャメチャ男をノリノリで演じるトム氏からは目が離せません。 あまりにハチャメチャな稼ぎっ...

博士と彼女のセオリー

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(2014年/イギリス) 「天才にまつわるエトセトラ」ものとして、何となく『イミテーション・ゲーム』とごっちゃのまま今まで未観だった作品。 主人公のスティーヴン・ホーキング博士演ずるは『リリーのすべて』のエディ・レッドメインさん。のっぴきならない辛苦を背負う役が多いですね。今回も難病ALSで顔を歪めながら最後にはセリフも言えずに感情を表現するという難役を見事にこなされていました。アカデミー賞主演男...

ルーム

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(2015年/カナダ・アイルランド・イギリス・アメリカ) どことなく『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を彷彿とするジャケ写でなんとなく避けてきた作品ですが、最近はまっているA24配給ということで鑑賞。 狭い部屋で遊ぶプリー・ラーソン嬢演ずる母親と5歳のジェイコブ・トレンブレイ君。母親が17歳のときに拉致され、それ以来小屋に監禁されている。嗚呼、やっぱり鬱展開かぁ。 ところが半ばでまさかのジェイコブ君脱...

スイス・アーミー・マン

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(2016年/アメリカ) 「スイス・アーミー・マンって何だろう」と観終わってからも思っていたのですが、WikiPediaによると「スイスアーミーナイフのように様々な機能を備えている」男とのこと。なるほど。 というわけでそのドラえもん的ポテンシャルを持つ男はすでにこの世の人ではなく死体として登場。しかも演ずるはあの『ハリー・ポッター』ことダニエル・ラドクリフ氏! 無人島で死を覚悟した、もう一人の主役...