エクソシスト(ディレクターズカット版)

Cinema

(1973年/アメリカ)

言わずと知れたオカルト映画の代名詞的作品。映画が特別な存在として世の中に影響を与えられた古き良き(?)時代でしょうか、一世を風靡しました。

イラク北部の遺跡発掘現場から映画は始まります。WikiPediaによると「国交のないイラクでの撮影は極めて稀なケースだったが、血糊の作り方を教えることと引き換えに撮影許可を得た」とのこと。血糊の作り方?

この遺跡発掘現場のシークエンスとメインの舞台となるワシントンの繋がりがイマイチよく分かりませんでした。発掘現場の監督者的なおじいさんに何が起こったのか分かりませんし、12歳の少女が行ったいわゆる「こっくりさん」を通じて悪魔が憑りついたのか、イラクで見つけた石像が原因なのか・・・。

いずれにせよ、そんな理屈なんてあんまり関係なく、撮りたいように撮られた映画なのでしょう。「マッドマックス2」みたいに「小賢しいこと抜き」で・・・個人的には嫌いじゃないです。

悪魔が憑りついた少女がブリッジで階段を下りてくる有名なシーンはやはり強烈なインパクトですし、エクソシスト(祈祷師)と悪魔との対決も大迫力、その一方で警部と神父との軽妙なやりとりもあったりして、さすがオカルト映画の代表作たる風格。映画の面白味がぎゅっと詰まった作品でした。

コメント

  1. OJ より:

    エクソシストはホラー映画の金字塔の様なイメージがありますが、怖そうなので見たことはありません。「少女がブリッジで階段を下りてくる」とか、想像しただけで目をつむりたくなります。オッサンなら笑っちゃうかも知れませんが。それにしても当時のイラクの血糊ニーズとは何だったのでしょうか?
    テーマ曲のマイク・オールドフィールド「チューブラー・ベルズ」は好きでアルバムを良く聴いていました。この作品は彼が一人でほとんどのパートを多重録音したものだと聞き、自分も思いつくまま音を重ねたらこんな世界観のある作品が生み出せるのではないかと思いラジカセを駆使してトライした事があるのですが、奇妙な雑音しか生まれせんでした。
    (映画では版権の問題でオリジナルに関係なく別途録音されたものが使用されたそうです)

  2. C&P より:

    ブリッジで階段を降りてくるおっさんとは!それはかなりの飲み過ぎですね。「うわー、こっちの方が楽に降りれるわ!」いやいやいや。
    テーマ曲のエピソードも面白いですね。何よりマイク・オールドフィールドの多重録音にインスパイアされてラジカセでトライというのが凄いです。思えば当方もラジカセ2台を向い合せにした「超アナログピンポン」で多重録音してました。テープの回転速度の違いからどんどんチューニングが狂って大変でしたが。