ラブ & ドラッグ

Cinema

(2010年/アメリカ)

アニメキャラ風な瞳のアン・ハサウェイ嬢と何だかいつも掴みどころのないジェイク・ギレンジェイクホール氏。豪華なカップルです。

昨今何かと話題のファイザーで営業のジェイク君は80年代バブル風のチャラさ。対するアン嬢は診察室でやおら胸を露わにするわ、ジェイク君とすぐさまコトに至るわ、先が思いやられます。最後までこのノリについていけるのでしょうか。ファイザー製薬もよく了承したもんです。

ネタばれになってしまいますが、アン嬢がパーキンソン病を患っていて身も心も不安定、最後にはジェイク・偽恋ちゃら男ホール君が改心して大団円。

しかしですね、最初のあの軽薄なノリから、ラストに至る恋愛モードまでの落差がありすぎて、やっぱりちょっとついていけませんでした。

原作は『涙と笑いの奮闘記 全米セールスNo.1に輝いた〈バイアグラ〉セールスマン』という身も蓋もないタイトルの自伝のようですが、映画の如く恋愛のくだりがあるのでしょうか。わざわざ読みませんが。

いっそシンプルにアン嬢の裸姿を拝むための映画、というほうが潔いのではないかと。

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