ループ素材

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せっかくSONAR-LEがあることだし、2400円もする誤植だらけの公式解説本も買ったことなので、最近「ループ素材」なるものをネットで探してました。

で、ドラムのループ素材を片っ端からダウンロードしてたわけですが、聴いてみると、かのフリッパーズギターの「Groove Tube」そのままのドラムだったりして「なるほど。こういうのを使っていたのか」という感じです。

ただこれまでいちから作っていくアレンジしかしてこなかったので、他人のふんどしをひっぺがしてそれで相撲をとるような方法にイマイチ乗り気でなかったのでした。なんか人肌にぬくもってたりしてそうなので。だいたい他人が座ってた椅子にすぐ座って、そのぬくもりがあると気持ち悪く感じるタイプなので、生理的にそういうのが苦手なのかもしれません。

でも大喜利的お題サイトの作品などを聴いてみると、それも面白そうだなと(ドリフフリークなら「RYDEEN」の作品名「I.M.O」は必聴です)。

こうなってくると「オリジナリティって何だろう」という問題にぶち当たります。こういう作品は要は「切り貼りのセンス」=「オリジナリティ」ということです。「何を切ってきて、どこに貼り付けるか」という一点にかかっているわけですね。絵画の手法でいう「コラージュ」です。私はどちらかというと筆一本の「油絵」でやってきたので、どうしてもそういうのが反則だと思っちゃうんですが、どちらもオリジナルのアートとして成立するならやってみようかと。あくまでもそれは「手法」の違いなんだと割り切れるなら、わざわざ手段を限定することで自分の世界を狭める理由はないので。

というわけで、ループ素材を使ってカバー曲をしてみようかなと思っています。それにしても、あの「長さん」をどこから拾ってきたんだろう?

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