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MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間

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(2015年/アメリカ)何と言っても「モダン・ジャズの帝王」、時々アルバムを聴いたり、「死刑台のエレベーター」の映画音楽(ラッシュ映像を見ながらの即興演奏らしい)に触れたりというのはありましたが、いまいち凄さが分からなくて、そういう意味でも何か得るものがあるはずという期待を込めて鑑賞。のっけから不遜な態度でのインタビューシーン。初監督にして主演のドン・チードル氏によるマイルス・・・どうしても北島三...

ヒア アフター

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(2010年/アメリカ)ジャケ写で「マット・デイモン氏主演作」というだけの前情報。蓋を開けてみれば監督はクリント・イーストウッド氏、製作総指揮にはスティーブン・スピルバーグの名前も。想定外に豪華な布陣です。というわけで、冒頭のスマトラ島沖地震をモチーフにしたと思われる津波のシーンは圧巻です。当時見た生々しい映像が蘇えります。この津波に巻き込まれて蘇生した女性キャスター、霊と交信できる能力を持つデイ...

インベージョン

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(2007年/アメリカ)まずは何と言ってもキャストが豪華です。主役はニコール・キッドマン嬢。その仕事仲間が007ダニエル・クレイグ氏。凄いですね。『盗まれた街』という小説の4度目の映画化作品、ということでストーリーもすっかりこなれているはずなのですが、正直なところ「このキャストで4回も撮るような映画なのか」と。タイトルが示すとおり、周りの人たちがどんどん「宇宙人」化していくという内容なのですが、宇...

16ブロック

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(2006年/アメリカ)ブルース・ウィリス氏主演のアクション映画というのは、どれも「ダイ・ハード」シリーズのスピンオフみたいで、それはもうサスペンス劇場における船越英一郎氏の存在と双璧と言っても過言ではないでしょう。というわけで本作も「エリート路線からはドロップアウト気味で頼りなさ気に見えつつも実は熱さを胸に秘めた男」であるヨレヨレ刑事が片平なぎさ嬢と・・・もとい、本業がラッパーのモス・デス君(ど...

オーロラの彼方へ

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(2000年/アメリカ)ずっとタイトルは知っていましたが、タイトルがタイトルなので何となく避けていた作品。原題「Frequency(周波数)」がどういう曲折を経ればこんなロマンチックなタイトルになるのか、と。オーロラが出てこないわけではないのです。異常気象によるオーロラの夜、30年の時空を超えて父と息子の無線機の「周波数」がリンクする、というのが映画の軸となっているので。この30年の時差を使って過...

バーニング・オーシャン

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(2016年/アメリカ)2010年に実際に起こったメキシコ湾原油掘削施設での爆発事故を描いた作品。とはいえ、オープニングは主演のマーク・ウォールバーグ氏(「ディパーテッド」、「ハプニング」、「テッド」シリーズ(未観))と妻役のケイト・ハドソン嬢(「スケルトン・キー」)のベッドシーンから。・・・このくだり、要りますか?気を取り直して、掘削施設ディープウォーター・ホライズンに舞台が移ると俄然スリリング...

エルム街の悪夢

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(1984年/アメリカ)そもそもこの手のホラー映画が嫌いなんですね。夢の中で怪人に襲われ殺されて、現実でも死に至っているなんて、もうどうしようもないわけで、登場人物や観客を怖がらせる手法の安易さたるや、往年の「どっきりカメラ」への憤懣遣る方無さを思い出しました。簡単に言いますと「胸糞が悪くなる」というやつです。なので、こういう奴がこうなった理由なり弱点なりをつきとめてさっさと退治してくれ!という声...

人生はシネマティック!

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(2016年/イギリス)1940年、戦時下のロンドンが舞台ということで画面は重く暗く、そんな中で国民士気高揚のためのプロパガンダ映画を作らないといけないというストーリー。「これは『サイレンス』に引き続いてしんどい映画になるぞ」という覚悟に相反した「ロマンティック・コメディ映画」(Wikipedia)でした。なにしろ主役のジェマ・アータートン嬢が良いんですね。‎オドレイ・トトゥ嬢(「アメリ」、「愛し...

ベイビー・ドライバー

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(2017年/アメリカ)「映像と音楽のシンクロ」が話題となった作品。白昼堂々の銀行襲撃から怒涛のカーチェイスというご機嫌なオープニング。テイクアウトのコーヒーを片手に街を歩けばBGMの歌詞と街の看板や落書きがシンクロ。耳の聞こえないおじいさんと暮らすお洒落な部屋で音楽を流しながらのダンスはいかにも楽しげ。良く出来たミュージックビデオのノリですね。そんな軽いノリで進むのかと思いきや、主人公のベイビー...

沈黙 -サイレンス-

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(2016年/アメリカ)遠藤周作原作、マーティン・スコセッシ監督作品ということで、死ぬまでには観ておかなくてはならない一作ながら、遠藤周作作品の薄暗い世界観が苦手な当方、出来るだけ避けてきましたが観念して鑑賞。オープニング。製作・配給のロゴが浮かぶ中、虫の音だけがどんどん大きくなってきて「おいおい、クレッシェンドしすぎでは?」と思った瞬間、スパッと音が消え、画面に白い文字で「Silence」格好良...