Cinema

ザ・シークレットマン

Cinema
2
(2017年/アメリカ)主演のリーアム・ニーソン氏と言えば「96時間」シリーズや「フライト・ゲーム」の印象が強烈で「無敵親父」にしか見えないのですが、出演作品を眺めるとあらためてその錚々たるラインナップぶりに驚かされます。『レ・ミゼラブル』(1998年)は観たはずなんですが覚えてないなぁ。最近観たマーティン・スコセッシ&ディカプリオの『ギャング・オブ・ニューヨーク』では冒頭の壮絶な対決シーンで殺さ...

レディ・ガイ

Cinema
2
(2016年/アメリカ)「dTVお薦め」シリーズ。今回は「サスペンス」。タイトルが表するとおり「おんな・おとこ」、弟を殺された整形女医によって女に性転換された殺し屋の話です。主役のミシェル・ロドリゲスさんは女性ですが、殺し屋が男だったシーンも特殊メイクで演じたということです。ふーん。関係ないですが、どうしてもキング・オブ・ポップ、マイケル・ジャクソンに見えて仕方なかったです。ポウっ!マッドな整形女...

ジョナ・ヘックス

Cinema
2
(2010年/アメリカ)今回も「dTVお薦め」に薦められるがままに鑑賞。もう最近選ぶのが面倒臭くなってきてですね。それにしてもお薦めポイントが「洋画」というのもざっくりし過ぎですが。レストランで「今日のお薦めは?」と訊いたら「そうですね。西洋料理はいかがでしょうか」と言われるようなもんです。「・・・では、それを」何が出てくるのかドキドキものです。とはいえ、チラリと解説を見たところ、『トランスフォー...

追撃者

Cinema
2
(2014年/アメリカ)dTVの「あなたへのお薦め」で薦められるがままに鑑賞。「ん?この顔は・・・」『ルパン三世 カリオストロの城』のカリオストロ伯爵を彷彿とさせる、底意地の悪さを濾して固めて四角にしたような顔・・・久々に登場のマイケル・ダグラスその人です。金持ちの意地悪オヤジをやらせたら右に出る者は4~5人くらいのものでしょう。『ゲーム』(1997年)の扱われ方がいい気味でした。見渡す限りの荒野...

ドリームハウス

Cinema
2
(2011年/アメリカ)ダニエル・クレイグ主演のサイコスリラー。どうしても007に見えてしまって、窮地に立たされるシーンでは「大丈夫、超人的身体能力&判断力&特殊兵器ですぐさま反撃するから」という条件反射を変換するのが大変でした。「いやいやそうじゃない、今の彼は普通のおっさんなのだ」と。そんな常人007氏に目がいきますが共演も豪華です。妻は『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』で魅力的なツンデレヒロイ...

アンボーン

Cinema
2
(2009年/アメリカ)夏、ということでホラーです。ジャケ写はあられもない下着姿の女性が見つめる鏡に映る青白い顔の男の子・・・うむ、定番な感じです。しかしのっけから苦言を呈するようですが、サスペンス映画におけるヒロインのタンクトップ率の高さに負けず劣らず頻出する「自宅におけるユルユル下着姿」。たまに誰かが訪れようものなら、「あら?こんな時間に誰かしら」と小首を傾げながら、ガウンみたいなのをまたまた...

パニック・ルーム

Cinema
2
(2002年/アメリカ)ジョディ・フォスターのジャケ写を見て、ずっと「ホラー」だと思っていて避けてきた作品。『セブン』『ファイト・クラブ』のデヴィッド・フィンチャー監督とはつゆ知らず。これは期待大です。まず娘役の子がどうしても男の子に見えて「あれ?女の子だっけ?男の子だっけ?」とLGBTQ的に集中力を欠いてくれるのがクリステン・スチュワート嬢。後に『トワイライト』シリーズで大ブレイクすることになり...

ブラック・スキャンダル

Cinema
2
(2015年/アメリカ)主演ジョニー・デップ氏の「まさか」の髪型が当時話題になった作品。幼馴染みのFBI捜査官とデップ氏演ずる犯罪組織リーダーによる「癒着」というFBI史上最悪な実話スキャンダルです。しかしこういう犯罪ものって、『ディパーテッド』や『裏切りのサーカス』『ミスティック・リバー』など個人的にイマイチ入り込めない作品が多いんですね。アメリカ映画頻出のFBIという組織のこともよく分かりませ...

ザ・サークル

Cinema
2
(2017年/アメリカ)今をときめくエマ・ワトソン嬢、ハリウッドの西田敏行こと、トム・ハンクス氏が主演、面白くない訳がありません。・・・と思ったのですが。今をときめくSNSの世界をベースに、運営会社の代表トム・ハンクスは巨大スクーンをバックに巨大なステージの中央のチャラい椅子に腰かけて、チャラいジョークを絡めながら(普通のおっさんが言ったら間違いなく無視される)ホールを埋め尽くす社員にマイクで語り...

最高の人生の見つけ方

Cinema
2
(2007年/アメリカ)ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン両氏出演作なんて良い映画でない訳がない、ということで本当は観たくなかったのですが、そうやって死ぬまで避け続けるわけにもいかないだろう、と。それにしても邦題たるや「最悪のタイトルのお付け方」のお手本ですね。原題は『The Bucket List』(棺桶リスト)。これでこの二人が主役なら「ひょっとしてジャック・ニコルソンは相変わらず手斧...