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カリフォルニア・ダウン

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(2015年/アメリカ)カリフォルニアを襲う大地震・大津波を描いた映画です。冒頭、土砂崩れに巻き込まれて崖の途中で車ごと宙吊りとなった女性を救出するシーンから引き込まれます。主人公は凄腕の救助ヘリ操縦士ドウェイン・ジョンソン氏。元プロレスラーなのだそうです。デンゼル・ワシントン氏をもっと野卑にした感じでしょうか。ジョンソン氏には離婚を迫る奥さんと可愛い娘さんがいますが、奥さんが娘さんとともに新しい...

フィフス・ウェイブ

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(2016年/アメリカ)クロエ・グレース・モレッツ嬢主演の映画、というそれだけで鑑賞。というのも最近観た「ヒューゴの不思議な発明」「ダーク・シャドウ」「イコライザー」・・・どれも何だか中途半端なチョイ役ばかりで(「キリング・フィールズ 失踪地帯」では主役でしたが作品がひどかった)、「キックアス」のヒットガールで魅了された当方としては忸怩たる思いだったわけです。そんなモレッツ嬢主演作品ですが、結論か...

アビエイター

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(2004年/アメリカ)『ギャング・オブ・ニューヨーク』に続くスコセッシ監督&ディカプリオ主演コンビです。それにしても最近ディカプリオ氏が多いですね。「アビエイター」というのは「飛行家」。実在の大富豪ハワード・ヒューズという人の半生を描きます。このヒューズという人は半端じゃない大富豪で、まさに金を湯水の如く使っての映画&飛行機制作。他人事ながら見ていて痛快です。やっと作り上げた飛行機をヒューズ自ら...

ブラック・バタフライ

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(2017年/アメリカ)特に何という理由もなく鑑賞。黒沢年雄氏と誰かを足して4で割ったようなアントニオ・バンデラスが演ずる老年で落ちぶれた作家が主人公です。彼の住むのは『ポツンと一軒家』(ABCテレビ)で取り上げられそうな山奥の草原に建つ小屋。すでに妻は出て行ってしまい独り暮らし。金もないし、小屋を売り払おうと美人の不動産屋さんに依頼。厚かましいことに彼女とのランチも依頼。あれこれあって、彼がピッ...

セックス・アンド・ザ・シティ

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(2008年/アメリカ)あんまりにもあんまりなタイトル故にずっと敬遠していた作品。しかしながら目を逸らせば逸らすほど何かにつけて目に入ってくるのが世の習い。観念して鑑賞。冒頭からもう80年代のバブリーな雰囲気満載です。日本で言うならば「W浅野」を双子にして4人体制にしたようなノリ・・・どれも同じ顔に見えるこの人たちを2時間近くも見続けなければならないなんて・・・。プロットもどうでもいいようなことば...

アメリカン・スナイパー

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(2014年/アメリカ)監督はあのクリント・イーストウッド氏。言わずと知れた『ダーティハリー』キャラハン刑事ですね。近年は監督として次から次へと実話を元にした映画を発表し続けていて話題作も多いです。墜落寸前の旅客機を川に不時着させた『ハドソン川の奇跡』など。もう絶対良いのが分かっているので敢えて避けてきたイーストウッド監督作品ですが、この度鑑賞。本作も実際に存在した「伝説の狙撃手」が主役です。Wi...

フリー・ファイヤー

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(2016年/イギリス)WikiPediaでは「アクション・コメディ映画」と紹介されていますが、そのいずれにも「?」が付く作品です。監督のベン・ウィートリー氏は初見ですが、製作総指揮はあのマーティン・スコセッシ!確かにぐっと沈み込むような重厚な映像はスコセッシ監督作品っぽいかもしれません。映画評価サイトでは大方「面白くない」という意見で、前述のとおり「アクション・コメディ」いずれも「?」なのですが...

メイズ 大脱走

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(2017年/イギリス・アイルランド他)映画解説サイトでのコメントのほとんどが指摘しているとおり、大活劇を予測させるタイトルの致命的なミスリードが詐欺レベルともいうべき、北アイルランドの脱獄事件の映画化。これもあまたの指摘通り、当時のアイルランド共和国の時代背景が分かっていないとピンとくるものがほとんどありません。かと言って駄目な映画かというとそうではなくて、主人公のトム・ヴォーン=ローラーは弱そ...

メイズ 大脱走

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(2017年/イギリス・アイルランド他)映画解説サイトでのコメントのほとんどが指摘しているとおり、大活劇を予測させるタイトルの致命的なミスリードが詐欺レベルともいうべき、北アイルランドの脱獄事件の映画化。これもあまたの指摘通り、当時のアイルランド共和国の時代背景が分かっていないとピンとくるものがほとんどありません。かと言って駄目な映画かというとそうではなくて、主人公のトム・ヴォーン=ローラーは弱そ...

華麗なるギャツビー

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(2013年/アメリカ)村上春樹さんの敬愛する小説としても有名な「グレート・ギャツビー」の映画化です。もちろんF・スコット・フィッツジェラルドの原作も読み、何度も映画化されている作品のうち、あのロバート・レッドフォード(『明日に向って撃て!』『スティング』)主演の1974年版も観たはずなのですが、正直なところ作品の良さが理解できずにいました。今回、2013年版のギャツビーはレオナルド・ディカプリオ...