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アフリカの女王

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(1951年/アメリカ・イギリス)アフリカの教会でオルガンを弾く神経質そうな女性。河をボートがやってきて、むさ苦しいおっさんが入ってくる。「おいおい、この人たちがまさか主役じゃないだろうな」という不安はずばり的中。ドイツの艦船ルイザ号を爆破するべく、二人で「アフリカの女王」号に乗り込んで河を下る珍道中。船の上でもエキセントリックなオルガン弾きローズは、おっさんの酒を全部河にぶちまけたりする。これに...

エンジェルの狂気

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(2013年/アメリカ)いつもチョイ役で、しかしながらなんとも言えない存在感を醸し出す童顔俳優フォレスト・ウィテカー氏(「フォーン・ブース」「バンテージ・ポイント」「キリング・ショット」)。本作では堂々主役ということで鑑賞。そうそう、いつものようにおどおどした挙動が持ち味のウィテカーさん。本作も堂々たるおどおど振り!でも多分「大人しい人がキレると何をするか分からない」ということになるはず・・・とい...

教授のおかしな妄想殺人

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(2015年/アメリカ)これもウディ・アレン監督・脚本作品。原題Irrational Manは「理不尽な男」とか「ばかげた男」という意味ですが、これがなんでこんな薄っぺらい邦題になるのか不思議です。まぁコメディという意味の「おかしい」とばかげたという意味の「おかしい」をかけているのでしょうけれど。哲学科の教授役ホアキン・フェニックス氏(公開当時41歳)のお腹の出具合が気になって仕方ありませんでした...

ブルージャスミン

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(2013年/アメリカ)ウディ・アレン監督・脚本作品。監督にはいろんなタイプの作品がありますが、どれも(監督らしく)飄々としてベタツキ感がなく、BGMとしても良く使われている60年代チックなジャズが似合う雰囲気が好きです。なので、のっけからケイト・ブランシェット嬢演ずるベタツキ感満載の高慢チキレディが出てきてもサラッと観れちゃいます。もうそれこそ大変な数の主演女優賞を受賞したり、ノミネートされたケ...

ヘイトフル・エイト

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(2015年/アメリカ)クエンティン・タランティーノ監督作品。映像といい音楽といいタランティーノ節全開です。前半は静かに進みますが、後半はやはり血しぶきが画面に貼り付いて取れないような展開もまたTheタランティーノ節。常連のサミュエル・L・ジャクソン氏、今回もやはり安定の怪演ぶり。いつでも次の瞬間何をし出すか分からない雰囲気が堪りません。存在感が不穏過ぎてもう安心して観ていられますね。カート・ラッ...

隣人は静かに笑う

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(1999年/アメリカ)時々タイトルは見かけて、何となく気になっていた映画。主人公のジェフ・ブリッジス氏は「ビッグ・リボウスキ」でも主演として厚みのある演技を見せていました。コメディなのにちっとも面白くなさそうなのが良かったですね。今回も冒頭から隣人夫婦の息子を助けたりして「熱い男」を熱く演じてました。問題の隣人夫婦、夫は「ショーシャンクの空に」「ジェイコブス・ラダー」のティム・ロビンス氏。真面目...

サイレンス

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(2016年/アメリカ)何故だか森の中の大きな家に一人で住んでいる聴覚と発声に障害を抱えている女流作家。ある晩、マスクをかぶった殺人狂の男が彼女に襲い掛かる・・・。というそれだけのストーリーで、何故彼女がこんなところに住んでいるのか、何故こんなところまで殺人狂がやってきて彼女を追い詰めないといけないのか(追い詰められないといけないのか)がこちらには分からないのでモヤモヤモヤモヤします。誰にどう感情...

白ゆき姫殺人事件

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(2014年/日本)「ドンデン返し」で調べるとかなりの確率でヒットする作品。「告白」の湊かなえさん原作です。主演はちょっと垂れ目の井上真央さんとかなり釣り目の綾野剛氏。綾野氏は結構クセのある役者さんだと思うのですが、こんなにあっちこっちで引っ張りだこなのがよく分からないです。ツイッター画面が表示される演出は『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』でも効果的に使われてましたね。どんでん返しのストー...

ビューティフル・マインド

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(2001年/アメリカ)「どんでん返し」系ということで。主演はハリウッドのせんだみつおこと、ラッセル・クロウ氏。学生時代の主人公を演ずるラッセル氏の若いこと!中盤までは(軍事的な暗号解読を極秘で行っていたりするものの)恋愛も含めて順風満帆なラッセル氏。ところが精神を病んでいるといわれて病院に放り込まれるところから急速にサスペンス色が濃くなります。「あなたが見ているのは幻覚なのです」というシチュエー...

悪夢のエレベーター

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(2009年/日本)「ドンデン返し」系ということでずっと気になっていた作品。「WiiU経由でリビングのテレビで映画鑑賞が出来る」という理由から、この度dTVからNetflixに乗り換えたらこの作品があったので早速鑑賞。ジャケットの印象から「キサラギ」的なコメディタッチな映画かと思いきや(途中まではそうだった)、ネタバレしてから加速度をつけてサスペンス色が増して、最後のどんでん返しではちょっと後味が...