Cinema

ブレイクアウト

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(2011年/アメリカ)これは何かの映画の「新作情報」で見たんですね。豪邸に住むニコラス・ケイジとニコール・キッドマン夫妻。覆面をした男たちが占拠する。銃を突きつけられて、隠し金庫を開けろと言われたニコラス氏が「・・・断る」。えぇ!?なんでぇ?さすがのニコールさんも「えぇ!?なんでぇ?」という表情。というわけで、まぁアカデミー賞俳優・女優の競演だし、まぁハズレはないでしょう。ところが!です。これが...

ドライブ

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(2011年/アメリカ)これはアクションコーナーで「みんなのおすすめ」コメントがありまして、「シャレオツ~な映画。光の使い方が・・・」。今にして思えば、「シャレオツ~」なんてコメントがまず「シャレオツ~」じゃない訳で・・・。主役は「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」で前半の主役をはっていたライアン・ゴズリングさん。この時もなんだかいけ好かない人だと思っていた(個人的に恨みは全くない)のですが...

ローズマリーの赤ちゃん

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(1968年/アメリカ)これもずっと気になっていた作品。「チャイナタウン」「戦場のピアニスト」(未見)のロマン・ポランスキー監督。確かホラー映画コーナーにあったので、「誰も乗っていないベビーカーが階段の上から転がってくる」系なお話かと思いきや、やはり一番怖いのは人間なのでした。最後、赤ちゃんをちゃんと見せないところや、ローズマリーがどうなっていくのかをはっきり見せないところが逆に良いと思いました。

俺たちに明日はない

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(1967年/アメリカ)なんということもなく「明日に向かって撃て」と混同してしまう本作品。奇しくもどちらも実在したギャングがモデルとなっています。そして銃弾で蜂の巣、というエンディングも共通ですね。「明日に向かって撃て」は建物から飛び出す二人のストップモーションがセピア色になっていくと同時におびただしい銃声・・・というものですが、本作は通称「死のバレエ」と呼ばれる銃弾に踊らされる二人を生々しく捉え...

キャプテン・アメリカ

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(2011年/アメリカ)これは最近色んなところで見聞きすることの多かった作品だったので。アメリカ映画って時々こういう独善的なのがありますね。多分敢えてなのだと思うのですが、「世界の中心はアメリカである」という。この作品も70年前のナチスとアメリカの戦いが中心なので「悪者ナチを退治する善者アメリカ」という絵にかいたような勧善懲悪振り。でも根底には先般のタランティーノ監督「イングロリアス・バスターズ」...

太陽がいっぱい

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(1960年/フランス・イタリア)「面白い映画」でときどき見かける作品。タイトルと主演のアラン・ドロンさんのお名前がかねがね伺っておりました。昭和の時代、「男前」の代名詞となるだけあってドロン氏、確かに男前です。なので、タイトルの持つ能天気さもあって、ドロン氏の魅力を前面に押し出したアイドル映画なのかと思っておりましたが完全犯罪を目論むサスペンス映画でした。しかしそこはフランス映画というだけあって...

ロッジ

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(2014年/アメリカ)これはサスペンスコーナーにあったのかな?ホラーコーナーかな?以前、何かの映画の「新作紹介」で見た記憶があったので借りてみた、と。山奥のロッジにやってきた10名の男女(この人たちの繋がりもイマイチよく分からない)が次々にひとりずつ消えちゃう、という話。ネタバレしちゃいますが、何故消えちゃうのか、どこに消えちゃうのか、どういうタイミングで消えちゃうのか結局何も明かされません。こ...

スクール・オブ・ロック

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(2003年/アメリカ)サスペンスを見尽くしてしまったので最近はネットで「面白い映画」と検索してヒットする作品を見ておりますが、これはコメディ部門でよく見かける作品。音楽ものということでちょっと気になっていたのです。というわけでバンド好きの無職男が嘘をついて進学校クラスの臨時担任に、勉強なんて教えられない彼が教えたのは「ロック」でした・・・というストーリー。ハチャメチャですが、主役のジャック・ブラ...

イングロリアス・バスターズ

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(2009年/アメリカ)というわけで例によってタランティーノ監督作品です。本当に好きじゃないんです。「どうせ映画だし何でもやったってOKなんだ」という振り切れ方がグロい方に結構行きがちなので。そういうシーンは余所を向いてますが、映画としてはやっぱりつい惹きこまれちゃうんですね。冒頭の綺麗な草原の丘に立つ小さな家にナチスの調査官が来るところから始まる。「絶対、シャレにならないことになるぞ」ともうヒヤ...

ジャッジ 裁かれる判事

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(2014/アメリカ)「裁判もの」作品はこれまでも色々と観てきましたが、これは「裁く立場の判事が裁かれる側に」というストーリーです。「シャーロック・ホームズ」のロバート・ダウニー・Jr、「8ミニッツ」や「ディパーデッド」のヴェラ・ファーミガなど豪華な俳優陣ですが、いかんせん描かれる何もかもが中途半端でした。「父と子の葛藤」「兄弟の葛藤」「夫婦の葛藤」「弁護士としての倫理観」「裁判という駆け引き」「...