運命のボタン

Cinema

(2009年/アメリカ)

若干苦手なキャメロン・ディアス嬢主演のサスペンス映画。「どんでん返し」で調べるとときどきヒットするので気になっていた作品。原題は「The Box」。

ある朝、玄関前に箱が置いてあって、開けてみるとボタンがついた木箱が・・・その日の夕方、左半分顔が爛れ落ちた紳士がやってきて「ボタンを押すと100万ドル貰える代わりに貴方の知らない誰かがどこかで死ぬ。明日の5時までに押さなければ次の権利者に渡る」

キャメロン夫妻は押すか押すまいか悩むのですが、ストーリーとしても押さないと先に進まないのでキャメロン嬢は押しちゃうわけですね。さて紳士の言った通り、夫妻の知らないところで女性が胸を撃たれて死亡・・・というところから物語は転がり出します。

途中はサスペンスというよりもSF的な展開になりますが、そこはさして重要ではなく、やはりラストのキャメロン夫妻へ提示される2回目の選択が山場となります。その選択が中盤の伏線と繋がるところが「どんでん返し」とは云わないまでも「なるほどな」と。

久々に体重の乗った、ぐっと持っていかれる映画を観たという感じです。

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