バタフライ・エフェクト2

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(2006年/アメリカ) 「脚本が秀逸な映画」でヒット率の高かった「バタフライ・エフェクト」。 「ただし『2』はイマイチ」という情報を事前に仕入れて置きながら、今回寄りによってその「2」を借りていたことに映画を見終わってDVDを取り出した時に気付く、という醜態がこの映画に関する一番のどんでん返しとなりました。道理で面白くないと思った。 あらためて「バタフライ・エフェクト」を借りるかどうかは、またそ...

情婦

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(1957年/アメリカ) 「どんでん返し」系ということで1957年制作の「情婦」。あのアガサ・クリスティが原作です。 しかしこれ、邦題とパッケージが悪いですよね。原題は「Witness for the Prosecution(検察側の証人)」ということで舞台は法廷です。パッケージだってちょっとした回想シーンの一幕です。このタイトルでこのパッケージだったら、TSUTAYAの店員のお姉さんに「この人、...

シックス・センス

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(1999年/アメリカ) 続いて「シックス・センス」。「みんなのいえ」と打って変わって心霊もの。部屋の灯りを落としてドキドキ・・・。 冒頭に「この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には、決して話さないで下さい」Byブルース・ウィリス。承知しました。 そこからの107分、あっという間でした。そしてその「秘密」に度胆を抜かれました。それに気付いた瞬間のあの鳥肌たるや・・・・・・今でも鳥...

みんなのいえ

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(2001年/日本) 例によって三谷幸喜さん作品。脚本監督作品としては「ラヂオの時間」に続く第2弾です。 内容的にも「ラヂオの時間」的な「それぞれの人がそれぞれの我を通そうとするが故のドタバタ劇」ということになっています。まぁ、その「我を通そうとする」人が今回は設計士(デザイナー)と大工の二人だけということで、展開の破綻具合も「頑固もん同志のケンカ」の域を超えておらず、想像していたよりすんなりと終...

裏窓

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(1954年/アメリカ) 今回は生まれて初めて見るヒッチコック。本当は「鳥」に一番興味があったのですが、あえて寄り道をして、ヒッチコック随一の名作とも言われているらしいこの作品から。 作品を見ずとも「ヒッチコック」=「サスペンス」という公式が頭の中で出来上がっていたので、映画が始まる前からかなり身構えていたのですが、軽快なジャズとともに窓のブラインドが順番に上がって、正面のアパートメントの住人たち...

シャッターアイランド

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(2010年/アメリカ) 「脚本が秀逸な映画」シリーズです。たまたま「インセプション」からプリオ氏続きです。 「インセプション」ではSFX満載でスカッと見れて、今回は孤島からドカンドカンと爆発連発で大脱出ものかと思いきや、真実と妄想のどちらがどちらか分からなくなるような映画でした。 見ながら何度も「?」、「今のなんかおかしい」というのがあって、昨日の深夜1時くらいに見終わってからも「あのシーンはど...

ザ・マジックアワー

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(2008年/日本) 例によって三谷幸喜さん脚本・監督のハチャメチャムービーです。 こうして三谷監督の映画を続けて見ていると、今回ちらっと「THE 有頂天ホテル」でストリートミュージシャンを夢見るベルボーイの香取慎吾くんがそのままの格好でストリートミュージシャンとして出ていたり、その「THE 有頂天ホテル」のオープニングでは「みんなのいえ」(まだ見ていない)で主演の田中直樹さんと八木亜希子さんがロ...

インセプション

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(2010年/アメリカ) 「脚本が優れた映画」シリーズから今回は「インセプション」です。 そもそもレオナルド・ディカプリオさんがあんまり好きじゃないのです。というかプリオ氏が出ている映画を見るのはこれが初めてなのですが。 本当は「シックスセンス」を見る予定だったのですが、前回の「ゴスフォード・パーク」が人間模様を描いた映画だったので、今回は特撮モノの派手なやつが見たい、と。渡辺謙さんも出てますし。...

GOSFORD PARK

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(2001年/イギリス) 今回のMy映画ブームのひとつのテーマは「脚本」だと思っていて、やっぱりあの「スティング」の驚きをもっと体験させて欲しいというのがあるわけです。 というわけで、「脚本が秀逸な映画選」みたいなサイトで紹介されてる映画をピックアップしていこうと。まずは「GOSFORD PARK」です。 ゴスフォード・パークに一票。 演出も過剰じゃなくて良い。 アカデミー賞も納得。 久しぶりに繰...

THE 有頂天ホテル

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(2006年/日本) 「笑の大学」「ラヂオの時間」に続く三谷幸喜さん作品です。 いつものように、限定された時間の中でこれでもかというくらいに八方破れな展開があって、クライマックス間際でそのすべてが集約されていくという脚本でした。 なにはともあれキャスティングが豪華です。記者会見で「全員が主役です」と監督が言っていたように、登場人物それぞれのドラマが描かれながら、八方破れな展開もありながら、絡み合い...