地下の鳩
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2018/10/25
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西 加奈子(2011年/文春文庫) 馴染みの(というほどではないですが)大阪は夜のミナミが舞台なので、あの猥雑な雰囲気が自然に浮かんで非常に作品の世界に入って行きやすかったです。 普通に歩いてたらバニーガールの格好をした女の人が声をかけてきたりして、もう訳が分からないんですね。 表題作の「地下の鳩」と「タイムカプセル」という作品が収められているのですが、「地下の鳩」が「吉田」という男と「みさを」と...
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