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宇宙戦争

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(2005年/アメリカ) スティーヴン・スピルバーグ監督作品にして、原作はH・G・ウェルズ、そして主演はトム・クルーズ、ということで何とも仰々しいことになっております。 個人的に何故かトム・クルーズ続きですが、前回の『コラテラル』では鬼畜暗殺人、そして今回は港のコンテナクレーン職人で離婚した妻と子供たちには相手にされないダメ親父役。とはいえ、そこはトム・クルーズですから、どうしてもイケてる風にしか...

コラテラル

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(2004年/アメリカ) トム・クルーズが悪役を演じたことで話題となった(らしい)作品。髪の毛をグレーにした竹内力氏のような感じになってます。 そんな鬼畜暗殺人トムに「コラテラル」(付随)するはめになった可哀そうなタクシードライバーには『ジャンゴ 繋がれざる者』のジェイミー・フォックス氏。どことなく堅い演技のトム氏に対して、何とも言えない「トホホ感」で観るものを惹きつけます。自然に「この鬼畜野郎を...

ウォンテッド

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(2008年/アメリカ) 『シンドラーのリスト』の余韻を払拭するべく、スカッとしそうなアクション映画をチョイス。 ジャケットからして「ハリウッドのモアイ像」ことアンジェリーナ・ジョリー嬢主演作かと思いきや、さにあらず、当時はまだ名の売れていなかったジェームズ・マカヴォイ君が主役です。マカヴォイ君といえば、シャマラン監督の『スプリット』で23人格者を演じた彼。なるほど、坊主頭を想像するとそうかも。 ...

シンドラーのリスト

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(1993年/アメリカ) 言わずと知れたスピルバーグ監督によるホロコーストを題材にした作品。 マーティン・スコセッシ監督の『沈黙 -サイレンス-』ばりにヘヴィなことは重々承知の上で、それでもずっと避け続けるわけにもいかず鑑賞。 真正面から描かれるホロコーストへの道程は想定どおりのしんどさですが、救いはシンドラーことリーアム・ニーソン御大の存在。 ドイツ人によるユダヤ人への組織的大量虐殺という構図の...

LOOPER/ルーパー

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(2012年/アメリカ) ブルース・ウィリスと『(500)日のサマー』(未観)のジョセフ・ゴードン=レヴィット主演のタイムトラベル系作品。 結構評価が高い作品のようなのですが、どうにもタイムトラベル系が苦手なんですね。大体序盤から「えーっと、いつの誰がどれだっけ????」となって、あとはボーっと眺めているだけになっちゃいます。 後から解説サイトの説明を読んでも「えーっと、つまりいつの誰がどれに繋が...

リメンバー・ミー

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(2017年/アメリカ) 『トイ・ストーリー』や『ファイティング・ニモ』のピクサー・アニメーション・スタジオ作品。「音楽と家族がテーマの良い映画」と薦められて鑑賞。そうでもないと、絶対良いに決まっているので観ないです。 で、やっぱり絶対良かったです。圧倒的なアニメーション(もう何て言ってよいか分からない)に惹き込まれるがままに観終わって、シンプルに「ご先祖は大事にしないと」と思わされます。そういえ...

ティファニーで朝食を

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(1961年/アメリカ) トルーマン・カポーティ原作、オードリー・ヘプバーン主演の超有名作。多分昔観ているはずですが、特に理由なく鑑賞。 冒頭からヘプバーン嬢がティファニー前でジバンシーの黒ドレスを着てパンの立ち食いブレックファースト。村上春樹さんが映画の本で「まさに取って付けたシーン」と書かれていた記憶があります。 アメリカ人からみた日本人像を片っ端から拾い上げてデフォルメして塗り固めたような「...

ライフ

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(2017年/アメリカ) ジャケットからして見るからに宇宙船モノ、あまり食指の動かないジャンルということで期待せずに鑑賞。 主演は最近よくお見掛けするジェイク・ジレンホール氏。相変わらず『美味しんぼ』山岡士郎的ギョロ目です。 そんな彼を含めた6名の宇宙船クルーの一人には我らが真田広之氏も!こちらは久し振りにお見掛けいたしました。『里見八犬伝』以来でしょうか。浅野忠信さんとか日本人を洋画で見掛けると...

怪物はささやく

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(2016年/スペイン・アメリカ) いかにも弱弱しい少年と病弱なお母さんと厳格な祖母、学校には3人組のいじめっ子という、ある意味ド定番な設定、そんな彼の前に毎晩深夜12時7分に現れる巨木の怪物が語る物語とは・・・。 この映画で初出演という少年コナー役、ルイス・マクドゥーガル君の演技が秀逸です。子役の凄い映画というのは時々ありますが、調べてみると結局その作品だけで終わっていることも多くて、彼もWik...

リベンジ・トラップ~美しすぎる罠

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(2015年/アメリカ) 自分をレイプした犯人に手紙を送ったり、刑務所に会いに行ったりする美人看護師。彼女の言う「修復したい」とは一体・・・という作品なのですが、誰が何と言おうと邦題のおかげですべてが台無しです。 『RETURN TO SENDER(差出人返送)』というわざわざ持って回って付けられた原題への凌辱行為と言っても過言ではありません。彼女が何をしようが何を言おうが結局は「リベンジ」のため...