Cinema

ティファニーで朝食を

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(1961年/アメリカ)トルーマン・カポーティ原作、オードリー・ヘプバーン主演の超有名作。多分昔観ているはずですが、特に理由なく鑑賞。冒頭からヘプバーン嬢がティファニー前でジバンシーの黒ドレスを着てパンの立ち食いブレックファースト。村上春樹さんが映画の本で「まさに取って付けたシーン」と書かれていた記憶があります。アメリカ人からみた日本人像を片っ端から拾い上げてデフォルメして塗り固めたような「ユミヨ...

ライフ

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(2017年/アメリカ)ジャケットからして見るからに宇宙船モノ、あまり食指の動かないジャンルということで期待せずに鑑賞。主演は最近よくお見掛けするジェイク・ジレンホール氏。相変わらず『美味しんぼ』山岡士郎的ギョロ目です。そんな彼を含めた6名の宇宙船クルーの一人には我らが真田広之氏も!こちらは久し振りにお見掛けいたしました。『里見八犬伝』以来でしょうか。浅野忠信さんとか日本人を洋画で見掛けるとやっぱ...

怪物はささやく

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(2016年/スペイン・アメリカ)いかにも弱弱しい少年と病弱なお母さんと厳格な祖母、学校には3人組のいじめっ子という、ある意味ド定番な設定、そんな彼の前に毎晩深夜12時7分に現れる巨木の怪物が語る物語とは・・・。この映画で初出演という少年コナー役、ルイス・マクドゥーガル君の演技が秀逸です。子役の凄い映画というのは時々ありますが、調べてみると結局その作品だけで終わっていることも多くて、彼もWikiP...

リベンジ・トラップ~美しすぎる罠

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(2015年/アメリカ)自分をレイプした犯人に手紙を送ったり、刑務所に会いに行ったりする美人看護師。彼女の言う「修復したい」とは一体・・・という作品なのですが、誰が何と言おうと邦題のおかげですべてが台無しです。『RETURN TO SENDER(差出人返送)』というわざわざ持って回って付けられた原題への凌辱行為と言っても過言ではありません。彼女が何をしようが何を言おうが結局は「リベンジ」のための「...

真珠の耳飾りの少女

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(2003年/イギリス他)有名なフェルメールの絵画『真珠の耳飾りの少女』、一時期当方のPCのデスクトップの壁紙にしていたくらいなのですが、さて一体どんな映画なのでしょう。「少女」を演ずるのはスカーレット・ヨハンソン嬢!そしてフェルメールにはコリン・ファース!!実に豪華な取り合わせです。映像もフェルメールならではの自然な光を忠実に再現した絵画のような繊細さで、一瞬映画を見ているのか絵を見ているのか分...

グッド・ネイバー

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(2016年/アメリカ)例によって初老早目覚めリビング映画鑑賞シリーズ。アマゾンプライムビデオよりぱっと選んだ作品。有閑青年二人組による犯罪まがいのいたずら、というどこかで見たような話ですが、今回は隣に住む一人暮らしのおじいさんの家に怪奇現象を起こす装置やその反応を覗き見る隠しカメラを設置し夜な夜なそれを観察する、というもの。いかにも厭世的な老人がバタバタと勝手に開閉するドアを斧で叩き壊すなどデス...

顔たち、ところどころ

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(2017年/フランス)不思議なジャケットとタイトル。一体どんな映画なのか分からないまま鑑賞。アコギのチューニングから始まるBGMにお洒落なイラストで映画はスタート。写真家の「JR」氏(33)と映画監督アニエス・ヴァルダさん(87)がフランス各地を旅しながらの写真によるアート活動を追うドキュメンタリー映画です。いつも帽子とサングラスを外さないクールなJR氏とそれはもうキュートなおばあちゃん監督アニ...

世界にひとつのプレイブック

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(2012年/アメリカ)レオタード姿のグラマー女性と汗だくTシャツ男性のジャケットはずっと前から知っていたのですが、タイトルからしても『フラッシュダンス』的な感動ダンサー映画なのではと敬遠しておりました。さて、どんな映画なのでしょう。汗だくTシャツ男性はブラッドリー・クーパー氏。『イエスマン “YES”は人生のパスワード』、『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』、『アメリカン・ハッ...

ラブ & ドラッグ

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(2010年/アメリカ)アニメキャラ風な瞳のアン・ハサウェイ嬢と何だかいつも掴みどころのないジェイク・ギレンジェイクホール氏。豪華なカップルです。昨今何かと話題のファイザーで営業のジェイク君は80年代バブル風のチャラさ。対するアン嬢は診察室でやおら胸を露わにするわ、ジェイク君とすぐさまコトに至るわ、先が思いやられます。最後までこのノリについていけるのでしょうか。ファイザー製薬もよく了承したもんです...

グエムル-漢江の怪物-

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(2006年/韓国)『パラサイト 半地下の家族』のボン・ジュノ監督と主演は「半地下のお父さん」ソン・ガンホ氏・・・と今回知る前からジャケ写を見て気になっていた本作。『パラサイト』の13年前ですから、そんな前からこのコンビの映画があったんですね。なんせずっと韓国映画をスルーしてきたので・・・相済みませんでした。というわけで、あの「半地下父さん」が金髪で現れたときには度肝を抜かれました。肌もつやつやし...