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ノーカントリー

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(2007/アメリカ) 「面白いサスペンス映画」より。 原題は「No Country for Old Men」(老人のための国はない)で、邦題の単なる「ノーカントリー」では意味が分かりません。 ということで冷酷無慈悲な殺人鬼の殺し屋が圧倒的存在感を放っておりますが、あくまでも軸はサントリーBOSSのCMでおなじみ、トミー・リー・ジョーンズ演ずる老保安官です。ワシには一体何が起こっているのかさっぱり...

キサラギ

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(2007/日本) 「面白い映画」より。 もともと演劇用としてかかれたシナリオの映画化とあって、ビルの屋上の一室だけでストーリーが展開します。回想シーンや想像のシーンは写真をコラージュしたような演出にしてあって新鮮でした。 最初は5人の演技がそれぞれオーバーアクトで食傷気味でしたが、だんだんストーリーに引き込まれて気にならなくなりました。 矛盾するようですが、ユースケサンタマリアさんの演技は「普段...

96時間

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(2008/フランス) 「面白い映画」として評価が高いこの映画、満を持しての登場です。主演はリーアム・ニーソンさん。よく見る顔だなと思ったら「スリーデイズ」(脱獄の先生役)、「Unknown」(主役)にも出ておられます。 最初から愛娘への溺愛ぶりに少し引きます。昔、少女コミックで「お父さんは心配性」という作品がありましたが、まさにあれを地でいく感じです。いくら娘が大切だからとて、ああはなりたくない...

ソードフィッシュ

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(2001/アメリカ) これも「落ちが凄い」系で。 ジャケット写真から勝手に詐欺師集団の話か何かかと思っていたら、変な髪型の顔のでかいおっさんが薄暗い喫茶店で物凄く長い葉巻をくゆらせながら、ハリウッド映画の悪口を言っているシーンから始まります。 「そろそろ時間だ」と席を立ち、出口に向かうと特殊部隊が銃口をこちらに向けている。「どけ」と押しのけて厳戒態勢の道を横切って向かいの銀行へ。云々があって爆発...

ニューオリンズ・トライアル

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(2003年/アメリカ) 「落ちが凄い映画」より。 陪審員ものですが、「12人の怒れる男たち」とは違って、裁判での勝利を賭けた陪審員に対する裏工作がテーマです。 主人公イースター役のジョン・キューザックはどこかで見たことがあると思ったら「アイデンティティ」の女優の運転手役でした。北大路欣也と上岡龍太郎と浜村淳を足して3で割ったような敏腕弁護士ローア役はダスティン・ホフマン。初めてちゃんと見ました。...

母なる証明

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(2009年/韓国) 「どんでん返しが凄い映画」より。韓国作品です。 まずオープニングが面白いです。結構広い山間のすすき野原をひとり歩いてきた母さんがカメラの前で立ち止まって、ゆるゆると民俗舞踊っぽい踊りを始めます。ちょっと普通じゃない雰囲気がすでに立ち込めています。(後半でこの場所がまた出てきますが) 見終わって「え?結局真犯人って誰やったん?あの人で合ってるやんな」という感じで、やっぱりどんで...

カラスの親指

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(2012年/日本) たまには邦画も、ということでどんでん返し系です。 コンゲームで一度映画が終わったと思わせながら、それからの後日談でどんでん返されます。前半がなんだかモタモタして「やっぱり邦画はなぁ」という感じでしたが、後半はテンポがのってきて映画に入れました。 でも村上ショージさんの演技に最後まで慣れることができなかったです。違う人だったら、もっと映画に入り込めたような気がしますが、村上さん...

Snatch

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(2000年/イギリス・アメリカ) 「落ちが凄い映画」ということで。 冒頭からスピード感のある演出と音楽で、今風に言うならば「Cool」!しかしながら登場人物が多すぎて、はなから理解することをあきらめてひたすら映画のスピードに身を委ねる。 相変わらずブラッド・ピットの存在感は強烈で格好良いです。ボクシングのシーンもあって「ファイト・クラブ」のイメージと重なりました。 カット割りやアングルや音楽や脚...

北北西に進路を取れ

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(1959年/アメリカ) 今回のトリはヒッチコックです。 一瞬、今回もジェームス・スチュアート主演かと思いましたが、良く見ると違っていてケーリー・グラントさんでした。でも「ちょっと顔が横に大きいかな?」くらいで、あまり見分けがつかない。 見渡す限り何もない荒野で主人公がセスナに追い回されるシーンは怖いです。 どうでも良いですが、主人公が身を隠すためにとうもろこし畑に向かって走るフォームがものすごく...

交渉人

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(1998年/アメリカ) 今回レンタルした5本のうち、これまで見た3本が微妙だっただけに期待が高まりましたが、その期待以上の映画でした。 何と言ってもケビン・スペイシーから目が離せません。目を離さないでいると、どんどん映画に引き込まれて、気づけば139分が過ぎておりました。こういう「あ~、面白い映画を見たね~」という感じも映画の魅力ですね。スポーツで夢中になった後の、疲れたけれどなんとも言えない爽...