Cinema

目撃者

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(1999年/アメリカ) 見終わったあと、なんか「土曜サスペンス劇場」を見たような印象を受けたのですが、調べてみるとこの「目撃者」はテレビ映画だったんだそうです。主演のナターシャ・ヘンストリッジさんはいうならば沢口靖子さんみたいなもんでしょうか。 いろいろな伏線があるようで、結局それらも昇華されないままでした。何故ヒットマンがわざわざ女性の家をFBIだと偽って(アメリカ映画において「FBI」という...

推定無罪

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(1990年/アメリカ) ハリソン・フォード主演ということで、「インディジョーンズ」以来です。ご無沙汰しておりました。 抑え気味の演技のハリソン・フォードはやはり格好良いのですが、今回は悪女に翻弄されるという役でもあり、敏腕弁護士の方が輝いて見えました。 中盤は法廷でのやり取りを軸にして回想シーンが入る形だったので、どうしてもハリソン・フォードが有罪なのか無罪なのかに(まぁタイトルが「推定無罪」だ...

めまい

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(1958年/アメリカ) ヒッチコックの「めまい」。まずタイトルデザインが格好良い。今見ても全然古くない、というか新しいです。 筋とは関係ないですが、ジェームス・スチュアートがあまり好きじゃないんですね。なんとなく信用置けないような軽薄さが垣間見えたり、セリフがキーキー耳障りだったり。 筋とは関係ないですが、いつもながら女優さんの衣装が物凄くお洒落です。全く古くないどころか、新しい。 筋とは関係な...

ゲーム

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(1997年/アメリカ) 「どんでん返し系」ということで。 見終わった後、「なんなん?これでいいの?」と。「それだけ人の性格を変えるというのは大変なことだ」ということなのかもしれませんが、これはやり過ぎです。 この映画のある解説サイトに、「TV番組がドッキリならなんでもやっていいと思っているあの舐めきったノリに近いです」と書かれてあって、なるほど!と。私もあのドッキリが物凄く嫌いで、あるとき騙され...

ミスト

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(2007年/アメリカ) 「後味の悪い映画」という評価があったので個人的には気が進まなかったのですが・・・。原作がスティーブンキングということで容赦ないですからね。 監督のフランク・ダラボンは同じくスティーブンキングの「ショーシャンクの空に」(これもキングだったんですね。)、「グリーンマイル」(原作は読んだ)も撮っておられます。キングが好きなんですな。 というわけで、小説もそうなんですがスティーブ...

12人の怒れる男

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(1954年/アメリカ) 名画として有名なこの作品、「2時間もおっさんたち(しかも12人も)の顔ばっかり見てられるか」ということで敬遠していたものの、とうとう借りてしまいました。 結果としてはやはり「名画」でした。蒸し暑い一室で展開される、まさに息詰まるような議論。1対11から徐々にひっくりかえしていく陪審員No8の誠実さやロジカルな魅力に引き込まれっぱなしでした。 実生活でもときどき議論をします...

イーグル・アイ

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(2008年/アメリカ) スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮ということで、最初から最後まで観客を飽きさせない、これぞ娯楽映画のプロフェッショナルの為せる技という感じです。 「マイノリティ・リポート」もそうですが、これだけのレベルの各シーンをこれでもかというくらいに詰め込んで、見終わったら何も残っていないというのがまた凄い。 この前の「オールド・ボーイ」なんか濃い味付けすぎて、見終わってもゲップす...

オールド・ボーイ

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(2003年/韓国) これも「面白い映画」として色々なサイトで紹介されている作品ですが、トンカチを持った男のジャケットが怖すぎて敬遠しておりました。怖いでしょ? 見終わって「これ、どこが面白いの?」。前は「ダーク・ナイト」の時がそうでした。 訳の分からない復讐劇をなんで2時間も見続けなくてはならないのでしょう。ラストもハッピーエンドっぽく見えますが、よく考えるとこの二人はこの先どういう関係を続けて...

ファイト・クラブ

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(1999年/アメリカ) ブラッド・ピットということで今回もパーフェクトに格好良い男の役です。以上。 ということで片付けるのもなんなので続けますが、「どんでん返し」系で色々なサイトに紹介されている映画でありながら、バイオレンスものが苦手なもんで今まで避けておりました。 でも予想に反してバイオレンスのためのバイオレンスになっておらず、自然発生的バイオレンス(?)なので、見ていて自然でした。 でも何だ...

エスター

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(2009年/アメリカ) 「どんでん返し」シリーズから。これも予告編を見ただけで怖そうだったので今まで避けていた作品。 そもそも3人目の子どもを死産で失ったからといって、孤児院から子どもを引き取るということに違和感を感じます。 特にマックスという女の子を演じたアリアーナ・エンジニアの天使のような可愛さといったら!このマックスは耳が聞こえないという設定ですが、アリアーナ・エンジニアも実際に聴覚障害を...