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(2018年/アメリカ) 適当に選んだ一作。Wikipediaによると「サイバーパンクSFアクション映画」なのだそうです。サイバーパンク? 色々なものが機械による全自動な近未来、アナログな車の修理工の主人公とその妻はドライブデートで突然謎の武装グループに襲われ主人公の目の前で妻は殺され、自身も四肢麻痺の重傷を負う。そこに、チップを体内に入れれば身体が動かせるようになる、という機械メーカーの御曹司が...

2:22

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(2017年/アメリカ・オーストラリア) 鮮やかな冒頭の展開に期待が膨らむも、みるみるしぼんでいくタイプのB級映画がありますが、本作もそんな一作です。 30年前にニューヨークのグランド・セントラルステーションで起きた三角関係のもつれからの殺人事件が事件発生の2:20に生まれ変わりのような3人により今再び・・・というストーリー。 その日(主人公の誕生日)に向けて、毎日2:20前に同じ出来事がループの...

レヴェナント: 蘇えりし者

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(2015年/アメリカ) レオナルド・ディカプリオ氏、初のアカデミー主演男優賞受賞作品ですね。これはいつかは観ないと、と思っておりました。 余りにも映像がスタイリッシュだったので、地球が氷河に覆われた未来が舞台なのかと思って観ていましたが、1800年代のアメリカの西部開拓時代の実在の罠猟師がモデルなのだそうです。しかも「荒野に生きる」(1971年)のリメイク。 しかしまぁどんな役であろうと全身全霊...

マネー・ショート 華麗なる大逆転

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(2015年/アメリカ) サブプライム住宅ローンのバブル崩壊による金融危機を、逆張りした側の視点から描いた作品。クリスチャン・ベール、ライアン・ゴズリング、ブラッド・ピットと錚々たる面々が出演しておりますが、内容が難しすぎて全く頭に入ってきませんでした。「空売り」って何? 面白かったのは、演技の途中で急にカメラに向かってしゃべり出すという、いわば映画の「禁じ手」を使っているところ。そもそも金融商品...

ギルバート・グレイプ

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(1993年/アメリカ) 若かりし頃のジョニー・デップとディカプリオ両氏の共演作。 ジョニー・デップ君のチャラくてもいけそうなのに変に真面目というキャラクターも魅力的ながら、アカデミー賞ノミネートのディカプリオ君による知的障碍の演技がやはり秀逸です。この頃から役柄に頭の先からつま先まで没入するタイプだったんですね。涎を垂らしながら喚きまくります。 ストーリー云々よりも、もうこの二人を観ているだけで...

ブラック・レイン

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(1989年/アメリカ) マイケル・ダグラス、高倉健、松田優作という日米豪華共演と大阪が舞台ということで当時随分話題となった作品。 しかしマイケル・ダグラス氏はいつ見ても濃いですね。「ゲーム」然り、「追撃者」然り。山盛りのビフテキを見てるみたいで胸やけします。 そして本作が遺作となった松田優作氏の怪演もまた味付濃厚。高倉健さんの演技は多分初めてちゃんと観ましたが、実直な人を実直に演ずればこの人の右...

ホリデイ

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(2006年/アメリカ) 「ロマンティック・コメディ」ものが苦手なうえ、キャメロン・ディアス嬢が苦手、という二重苦ですが意を決しての鑑賞。 それにしてもキャストが豪華です。ケイト・ウィンスレット嬢(「タイタニック」「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」)、ジャック・ブラック(「スクール・ロック」)、そしてジュード・ロウ!! レンタルビデオ店でダスティン・ホフマンがカメオ出演したのは、たまたま通りかかっ...

アウトロー

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(2012年/アメリカ) トム・クルーズ氏主演作品。レオナルド・ディカプリオ氏もそうですが、トム御大の佇まいも独特の存在感があってやっぱり目が離せない俳優さんですね。映画の出来云々は別にしても。 犯人がライフルで無差別に5人を射殺する冒頭シーン、掴みはOKです(古い)。そして容疑者の名指しで現れるトム御大が善か悪かが分からない雰囲気も「承」としては良い感じ。でも「転」までの引っ張りが何だか雑で、「...

10 クローバーフィールド・レーン

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(2016年/アメリカ) 『クローバーフィールド/HAKAISHA』(2008年)の続編として見始めたので、いつになったら前作同様そこらじゅうを走り回るのかと思いきや、地下シェルターという密室でストーリーは進みます。これほんとにクローバーフィールド? 実質登場人物は3人だけにもかかわらず、それでも観ていられるのは役者さんの上手さのおかげで、特にヒロイン・ミシェル役メアリー・エリザベス・ウィンステッ...

エンド・オブ・ホワイトハウス

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(2013年/アメリカ) 『エンド・オブ・ステイツ』(2019年)、『エンド・オブ・キングダム』(2016年)とシリーズを遡りながら観ることになりましたが、本作がシリーズ1作目です。 3作とも「そりゃないだろ」という荒唐無稽な展開でありながら、恐らく忖度なきテロ・殺戮描写や特殊効果、そして主役のジェラルド・バトラー氏を始めとする俳優陣の地に足の着いた安心感溢れる演技のおかげで、訳の分からない説得力...