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ジャンパー

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(2008年/アメリカ)ドリフのコント「もしも〇〇な不動産屋があったら」的な、「もしもテレポーテーションが出来たら」という作品。5歳で母親が家を出ていき、荒くれ親父と二人暮らしで少年は学校でもいじめられ、女の子にプレゼントしたスノーボールを追って川に転落・・・をきっかけに覚醒しててれぽーテション(=ジャンプ)出来る身に。青年になって銀行の大金庫内へのジャンプでキャッシュデリバリー!悠々自適なご身分...

ビーチ・バム まじめに不真面目

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(2019年/アメリカ)前回の「バッド・ルーテナント」に引き続いて、「どう考えても次の瞬間奈落の底に落ちるであろう生き様」シリーズ第二弾です。たまたまですが。今回の主役、放蕩の悦楽詩人を演ずるはマシュー・マコノヒー氏。この人もニコラス・ケイジ氏ほどではないにしても結構クセの強い俳優さんですが、すでに本人の原型をとどめないくらいに演じ切っておられます。金持ちワイフのおかげで万年夏休み的生活を享受する...

バッド・ルーテナント

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(2009年/アメリカ)ニコラス・ケイジさんって神経症的というかエキセントリックな役がはまる俳優さんですが、この作品はその最たる、ですね。片手に拳銃、片手にドラッグのニコラス刑事。その綱渡りのような生き様はどう考えても次の瞬間奈落の底に落ちそうに見えるのですが、なかなかどうして・・・という作品。WikiPediaによると「1992年の『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』のリメイク作品...

アンチ・ライフ

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(2020年/アメリカ)先般の『ハード・キル』に続いてブルース・ウィリス氏出演作品。「今回もきっと・・・」とドキドキしながら観だしましたが、人が住めなくなった地球から「シン・地球」へ向かう最後の宇宙船に乗り込もうとするパニック状態を描く冒頭、なかなかの迫力です。これは大丈夫かも。序盤からさっそく登場の我らがブルース氏、流浪のならず者という設定ですが、ちっともそう見えないところはご愛敬。いえいえどう...

ブレイキング・イン

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(2019年/アメリカ)冒頭、豪奢なワードローブから時計などをチョイスして町へジョギングに繰り出す黒人老紳士をカメラが追う、スタイリッシュな出だしに期待大。ところがそこから舞台をメインの、これまた豪奢&機械警備万全の館に移った途端になんだかモタモタし始めます。自宅に押し入った強盗たちと母子の息詰まる攻防、という構図は『パニック・ルーム』と同様なのですが、強盗たちの呆気にとられるような脇の甘さもこれ...

サラブレッド

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(2017年/アメリカ)個性的なお顔立ちで『ウィッチ』、M・ナイト・シャマラン監督作『スプリット』、最近の話題作『ザ・メニュー』など、一筋縄ではいかない作品に出演されているアニャ・テイラー=ジョイ嬢と、初見のオリヴィア・クック嬢主演。誤解を恐れずに言うと、若い女性特有な「一体何を考えているのか想像もつかない」感じが画面の二人を見ているだけでヒリヒリと伝わってきて、すでにサスペンスとして成り立ってい...

マリアンヌ

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(2016年/アメリカ)ブラッド・ピット出演作が続きます。しかも夫婦で工作員という『Mr.&Mrs. スミス』な構図で、本作の奥様はマリオン・コティヤール嬢。『インセプション』や『ミッドナイト・イン・パリ』、『コンテイジョン』でお見かけしているはずですが、覚えてないなぁ。ストーリー的にはエンタメ要素の濃い『Mr.&Mrs. スミス』と違ってシリアス寄り。ナチス・ドイツが絡むとそれだけでピリピリムー...

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

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(2019年/アメリカ)クエンティン・タランティーノ監督の本作が9本目。なんやかんやで「キル・ビル」の続編以外は全部観てますね。この前観た「ハードキル」の前人未到ともいうべきグダグダさが記憶に新しいので、殊更タランティーノ監督の息もつかせぬドライブ感が際立ちます。脚本やカメラアングルやカット割りのタイミング(ここかな、という一瞬手前で切れる)や画面から溢れんばかりの音楽・・・同じ映画で斯くも違うも...

ハード・キル

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(2020年/アメリカ)ブルース・ウィリス広告パンダシリーズです。とはいえ、2022年3月に失語症で俳優引退というニュースを知る今では、その兆しが見えたりして揶揄するのも憚られるところですが、それにしても本作自体のタガの外れ方は尋常ではありません。世界をどうにでもできちゃう凄いシステムと共に悪い奴の手に渡ったウィリス社長の娘。これを奪い返す元軍人セキュリティチームの手に汗握る攻防・・・と言いたいと...

シンクロニック

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(2019年/アメリカ)黒人と白人の救急隊員コンビ。このところ続く不可思議な現場にはいつも「シンクロニック」というドラッグの袋が。女好きでなかなか落ち着かない黒人さん。親離れの年頃娘を持つ白人さんはなんとなく奥さんとも上手くいかない。そもそも奥さんを白人さんに紹介した黒人さんは娘さんとも会話して仲を取り持とうとする結構な正義感の持ち主。まぁそもそも救急隊員ですからね。それにしても「やぎさんゆうびん...